REVくん
本日はおしゃれなヘッドホンのレビューをして行きたいと思います!!
OJISAN
※レビュー用にサンプルを送っていただきました。
その1:商品について
REVくん
今回レビューする商品は…
『 Meze Audio 99 Neo 』です。
まずは商品の概要などを詳しく見ていきたいと思います。
OJISAN
※以下mezeaudio.jpより引用
「Meze Audio 99 Classics」のレビュー
【レビュー】Head-Fi 密閉型ヘッドホン歴代トップ10に選出された MEZE 99 Classics Walnut Silverを試す
Meze Audioの「99 Classics Walnut Silver」を以前レビューしているので、こちらも合わせて要チェック!
OJISAN
概要
99シリーズのデザインを取り入れた99 Neoは、わずかに異なるサウンドシグネチャを取り入れながらも、99 Classicsと同等の音質クオリティを持っています。
99 Neoは、漆黒(coal black)テクスチャー加工されたイヤーカップと鋳造亜鉛合金のハードウェアで作り出されています。
この最先端のデザインはオーディオファンを魅了するでしょう。
99 Classicsでも好評だったアジャスタブルヘッドバンドや柔らかなイヤーパッドをはじめ、多くの魅力的なパーツを採用しています。
99 Neoは漆黒テクスチャー加工されたイヤーカップなど、99 Classicsとはまた少し違った雰囲気のヘッドホンの様ですね。
OJISAN
99 NEO. ALL YOURS
その漆黒のイヤーカップには一瞬で目を奪われます。
バターのように柔らかいイヤーパッドに触れてみてください。
ナチュラルでバランスのとれた歪みのない、鮮やかでクリアなサウンドをお届けします。
99 Neoはまさに現代のHi-Fiヘッドホンです。
REVくん
まず動画が素晴らしいですね…カッコ良すぎます!そして「バターのように柔らかいイヤーパッド」というフレーズが頭から離れません!
99 NEO. EFFORTLESS
セルフアジャストヘッドバンドとソフトなクッション付きイヤーパッドがあなたの頭を優しく支えます。
マンガンスチールねじのヘッドバンドは圧力を頭に伝えます。
イヤーパッドは中密度のメモリフォーム製。
何時間でもお気に入りの音楽に没頭できます。
あたたかく、自然でバランスの取れたサウンドで音楽を楽しんでください。
MEZEのヘッドホンといえば「セルフアジャストヘッドバンド」ですね。後ほど商品チェックで詳しく解説致します。
OJISAN
99 NEO. A CLASSIC
電気メッキ亜鉛キャストコーティングされた99 Neoは流行すたりのない、クラシックスタイルです。
99 Neoは世代を超えて愛されるほど丈夫です。
REVくん
MEZEのヘッドホンは北欧風なデザインが素晴らしいですし、細かい部分までこだわって作られていて、所有欲を満たしてくれる感じがたまらないんですよね…。
スペック
・ トランスデューサのサイズ:40mm
・ 周波数帯域:15Hz〜25KHz
・ 入力感度:1kHz、1mW@103dB
・ インピーダンス:26Ω
・ 定格電力:30mW
・ 最大電力:50mW
・ ケーブル:取り外し可能ケブラーOFCケーブル
・ プラグ:3.5mm金メッキ
・ 重量:260 g(ケーブル含まず)
・ イヤーカップ:ABSプラスチック
99 Neoは歪みのないバランスの良いサウンドを提供します。そのサウンドはクリアで明瞭です。
以前レビューさせて頂いた99 Classicsの音質が好みだったので、99 NEOを試聴するのがとても楽しみです!
OJISAN
その2:商品チェック
パッケージ(化粧箱)をチェック!
それでは商品チェックを進めていきましょう。
まずはパッケージ(化粧箱)からです。いかにも海外製品といった雰囲気を醸し出しています。
OJISAN
REVくん
かなりしっかりとしたパッケージで、デザインも素晴らしいです。おしゃれ&かっこいい…。
早速開封してみました。中身を取り出して詳しくチェックしていきたいと思います!
OJISAN
付属品をチェック!
付属品リスト
・99 NEO ヘッドホン本体
・ ケブラーOFCケーブル 1.5m(マイクリモコン付き)
・ キャリングケース
・ ポーチ
・ 変換プラグ(ステレオミニ→ステレオ標準)
・ 変換アダプター(航空機内用プラグ)
・ マニュアル
REVくん
黒いポーチの中にはケーブルと変換アダプター類が入っていました。マニュアルは英文で書かれています。
OJISAN
MEMO
99 Neoはマイクリモコン付きケーブルのみ付属。※99 Classicsはケーブルが2本付属。
REVくん
「ステレオミニ→ステレオ標準」変換プラグと「航空機内用プラグ」変換アダプター。
REVくん
ケブラーOFCケーブル 1.5m(マイクリモコン付き)。いわゆる布巻きケーブルなので、開封時点である程度巻グセが確認できますが、取り回しはそこまで悪くない印象です。
MEMO
巻グセは時間経過とともにある程度気にならなくなります。
ケーブルはMEZEのこだわり(オリジナリティー)を随所に感じることが出来る仕上がりです。
OJISAN
REVくん
ヘッドホン側に挿すプラグは3.5mm(モノラル)仕様です。若干見づらいですがL・R表記も有ります。
リモコン部分はやや大きめですが、美しい仕上がりです。マイクの穴はリモコンの裏側についています。
OJISAN
MEMO
リモコンは押し込んだ際にしっかりとしたクリック感があります。
REVくん
ケーブル分岐部分のパーツもやや大きめですが、非常に美しい仕上がりです。
キャリングケースは作りがしっかりとしています。いわゆるセミハードケースと呼ばれるタイプだと思います。
OJISAN
REVくん
99 NEOの形に合わせたキャリングポーチなので、中心部分が窪んでいたり、かなり立体的な作りになっています。
キャリングポーチを開くと99 NEO本体と付属品が入った黒い円柱形ポーチのお目見えです。
OJISAN
上の写真を見ると、99 NEOの形状に合わせてデザインされたキャリングポーチだという事がよく分かりますね。
OJISAN
REVくん
キャリングポーチの上部には、カラビナなどをつけられる大きめのループがついています。
正面にはMEZEのロゴマークが。あまり目立ちすぎない程よい大きさです。
OJISAN
99 NEO(本体)をチェック!
REVくん
ここからは99 NEO本体を詳しくチェックしていきたいと思います。まずは正面から。
どの角度から見ても非常に美しいヘッドホンという印象です。漆黒(coal black)テクスチャー加工されたイヤーカップの仕上がり・雰囲気が素晴らしいです。
OJISAN
MEMO
イヤーカップはカメラのボディーの様なザラザラとした手触りで、光沢なしのマットな質感です。
REVくん
細かい部分のパーツ(鋳造亜鉛合金のハードウェア)の仕上げも美しいです。
99 NEOはケーブル着脱式のヘッドホンですが、ヘッドホン側の接続端子がやや奥まった場所にあります。
OJISAN
接続するケーブルのプラグの大きさや長さにどうしても依存してしまうので、基本的に社外品のケーブルは使えない(リケーブルの自由度は低い)と思っていたほうが良さそうです。
OJISAN
MEMO
MEZE純正2.5mmバランスケーブルのリンクを最後に載せておきますので、99 NEOをバランス化されたい方は是非チェックしてみて下さい。
REVくん
ヘッドバンドは99 Classicsで好評だった「アジャスタブルヘッドバンド」が採用されています。
99 NEOは、装着する時に頭の大きさに合わせてヘッドバンドが自動で動くので、装着がとても楽チンなのです!
OJISAN
REVくん
この様にヘッドバンドを上に引っ張ってみると、ぐいっとヘッドバンドが左右均一に動くのが分かります。
MEMO
99 NEOはアジャスタブルヘッドバンドのおかげで装着がとてもしやすいヘッドホンです。
続いてイヤーパッドです。「バターのように柔らかい」と謳われているイヤーパッドですが、確かに柔らかく、しっかりとした厚みのある上質なイヤーパッドという印象です。
OJISAN
大型のハイエンドヘッドホンなどと比べると、イヤーパッドはそこまで大きくないと思いますが、しっかりと耳全体を覆ってくれる大きさがあります。(※個人差はあると思います)
OJISAN
REVくん
実際にイヤーパッドを指でつまんでみましたが。低反発のイヤーパッドというよりは、高反発で柔らかいイヤーパッドという印象でした。押し込むと直ぐに元の形状に戻るイメージです。
REVくん
裏側から見ても細かい部分(パーツ)の仕上げが美しく、しっかりと作り込まれています。Meze Audioのものづくりに対する真摯な姿勢がビシビシと伝わってきます。
一通り99 NEO本体をチェックしてきましたが、最後に装着感の良さに一役買っている部分を紹介したいと思います。
OJISAN
REVくん
99 Neoは(密閉型ヘッドホンの中では)やや側圧(締め付け)が緩めのヘッドホンです。このおかげで装着した際の不快な締めつけ感が軽減されています。
また、この様にイヤーカップが上下左右に僅かに動いて、微妙な角度調整をする事が可能です。細かい部分ですが実際に装着してみると、その効果を実感できると思います。
OJISAN
REVくん
以上で商品チェック終了になります。お疲れ様でした!
その3:感想
99 Neoは「北欧風のデザインが素晴らしい」ヘッドホンでした!
まず99 Neoはなんといってもデザインが素晴らしいヘッドホンだと感じました。パッケージもおしゃれで、使っていない時も飾っておきたくなる・インテリアになるヘッドホンではないでしょうか。
OJISAN
REVくん
とにかく北欧風のインテリアに合うおしゃれなヘッドホンという印象です。ヘッドホンに興味が無い人でも、IKEA(イケア)やセリア(Seria)、DIYがお好きな方は物欲を刺激される商品だと思います。
キャリングポーチが付属していますし、密閉型(音漏れしにくい)のヘッドホンなので、アウトドア・キャンプの際に一緒に持っていって、自然の中で音楽鑑賞に浸る…なんていうのも良さそうですね。
OJISAN
REVくん
私はヘッドホンを外に持ち出そうと思ったことが殆ど無いのですが、99 Neoは外に持ち出したくなる不思議な魅力を感じました。
99 Neoは「装着感が良好」でしたが…
99 Neoは、「バターのように柔らかいイヤーパッド」と「セルフアジャストヘッドバンド」のおかげで、非常に快適な装着感を実現していると思うのですが…
OJISAN
REVくん
頭の小さい方や女性であれば問題ないと思うのですが、私自身頭が大きいということもあって、ヘッドバンドの長さがMAXでも少し窮屈な感じがありました。
イヤーパッドに関してはもちっとした質感で、しっかりとした厚みがあるので、眼鏡をかけた状態で装着しても、眼鏡のつるが当たる部分が痛くなる事はありませんでした。
OJISAN
REVくん
日本人向けに、もう少しヘッドバンドの調整幅にゆとりをもたせたバージョンの99 Neoがあればいいのですが、99 Neo自体(密閉型ヘッドホンにしては)側圧が強すぎないヘッドホンなので、私のように頭が大きい人でも、そこまで不快な装着感のヘッドホンでは無いと思います。
99 Neoは「バランスの良いサウンド」が特徴的なヘッドホンでした!
99 Neoは鳴らしやすく、バランスの良いサウンドが特徴的なヘッドホンだと感じました。スマートフォンやパソコン直挿しなど非力な環境でも、必要十分な音量を取ることが出来るので、環境を選ばず使いやすいヘッドホンという印象でした。
OJISAN
REVくん
もちろんキチンとした環境で使った方が、音質的にはいい結果が得られると思いますが、高価なプレーヤーやアンプといった機材をお持ちでない方も、99 Neoで気持ちよく音楽鑑賞をすることが出来ると思います。
99 Neoはスッキリとした音質傾向で、変なクセもなく、モニターヘッドホン的な音楽を聴いていてつまらない感じも無いので、音楽鑑賞用の密閉型ヘッドホンとして完成度の高さを感じました。
OJISAN
REVくん
ハイエンドヘッドホン特有の、今まで聴こえなかった音が聴こえた…という体験は99 Neoでは難しいかもしれません。しかし、いい意味で音が分離しすぎず、フラット過ぎないなので、音楽鑑賞用途ではある程度万人受けするヘッドホンだと思います。
その4:まとめ
良い所
・ バランスの良いサウンド
・ もちもちイヤーパッドで快適な装着感
・ 所有欲を満たしてくれるデザイン
・ 北欧風なデザイン
今ひとつな所
・ ヘッドバンドの長さが短め
・ 社外品のケーブルでリケーブルしづらい
さいごに
Meze Audio 99 Neoは、おしゃれなデザインと細部に至るまでこだわりを感じさせる作りの良さが印象的な、素晴らしいヘッドホンでした。
ここ数年イヤホン・ヘッドホンは毎日のように新しい製品が出る流れがあって、買い時が分からない・買い時が難しいと感じている人は少なからずいらっしゃると思いますが、Meze Audioの新製品の出るペースは(私の感覚では)今も正常ですし、どの製品もこだわりを持って作られているので、今回の99 Neoは長く使うことが出来て、愛着のわくヘッドホンだと思います。
私はオーディオマニアではありませんが、ヘッドホン好きの一人として、ヘッドホンにあまり興味が無い人こそ、是非一度99 Neoを実際に手にとって・使って・聴いてみてほしい…と感じる、そんなヘッドホンでございました。
REVくん
本日は最後までご覧頂きありがとうございました。
それではまた次回!!