REVくん
REV(@forREV)です。
OJISAN
その1:商品について
REVくん
OJISAN
※以下メーカーHP/Amazon商品ページより引用
PHILOSOPHY ~MEZEの哲学~
余分なもの、策略的なもの、一時的なもの、疑う余地のあるもの、壊れやすいもの、見当外れなものを捨てるとはどういうことでしょうか?
そう、答えは時間です。
そして、よいデザインの謎を解く鍵はそこにあります。常に高度な質を保っている製品はそんなに多くは存在しません。
それが私たちの目指すべきところ、壊れない、最上級品です。
MOTIVATION ~動機~
私たちの音楽やデザインに対する情熱がMeze Audioの原動力です。
それを念頭に置いてヘッドホンやイヤホンの限界を追い求めています。
まるで自分たちのためにつくっているかのようです。
VALUES ~価値~
私たちは、流行に流されません。Meze Audioは創業当初からその価値観を保っています。
質とデザインを流行に影響されないためにも、流行を追い求めることはしません。
どの時代にいても流行遅れとならないようなデザインを目指します。
忍耐と奉仕を通してこの考え方に至りました。
PEOPLE ~人材~
Meze Audioに関わるチームは、音楽エンジニア、製品デザイン、製作、音楽のバックグラウンドのある、情熱的な専門家集団です。
テクノロジー
WOOD ~木材~
・ どの木を使用するか、というのはもともと難しい問題でした。望み通りの質の木のパーツを手に入れるのは、とても長く、険しい道のりです。深みのある色のクルミの木を使う場合、空気乾燥させる必要がありますが、時間とコストがかかります。
蒸気乾燥やキルン乾燥はコストは削減されますが、木の色が薄くなりやすく、構造上のリスクも発生します。通常、木を乾燥させるには18か月もかかり、製造が始まるだいぶ前の段階で行わなければなりません。私たちは我慢強く待ちました。待つ価値があるからです。
・ そして、イヤーカップ1セットをつくるのに、8時間もかかります。研磨、漆塗り、仕上げの工程に45日かかります。いくつか省くこともできるのですが、アイスクリームを売っているのではありません。時間との戦いです。クリエーターのプライドに懸けているのです。
・ 私たちの職人の技術は卓越しており、想像通りの商品を世界中にお届けすることができています。木製の部品は綿密に検査が行われており、最終段階に行くまでに、ひとつの傷も残しません。美学は皆さんと同じように、私たちも大切にしています。ぜひMazeのヘッドホンを身につけていただき、時間を感じない芸術を楽しんでもらえたらと願っています。
・ ヘッドホンに使用しているすべての木材は厳重に栽培されており、栽培元の証明書も取得しています。一生を終える時期に達した成熟した木を使うことで、環境問題への対応と同時に、Mezeヘッドホンになることで古い木にもう一度光を与えることができるのです。
FULLY SERVICEABLE ~丈夫で長持ち~
私たちはデザインしたすべての部品が完璧であることを目指しています。
木製の丸型イヤーカップ、電気メッキの亜鉛合金ダイカストハードウェア、マンガンばね銅ヘッドバンド、形状記憶フォームとPUソフトレザーにより、目で見て、手で触って楽しむことができます。プラスチックは一切使われておりません。
Mezeの製品は長期の使用にも耐える丈夫な作りと、時代が変わってもスタイリッシュであり続けるデザインで、長くお使いいただけます。
99 Classicsの木製イヤーカップはCNCマシンで正確に削り出されており、仕上げの磨きは手で行われています。
接着剤は使われておらず、ねじとボルトのみが使用されています。
金属のハードウェアはダイカストとマンガンばね銅です。
スタイル
まるで指紋のように、木目はすべて異なっており、Mezeのヘッドホンは、オンリーワンです。
あなたはそれを手にしたときに、それを感じるでしょう。
しっかりと正確に組み立てられたボディ、サテン仕上げの木目が美しいイヤーカップ。高級感のあるデザイン。
さあ、このヘッドホンでストリングスの音やグルーヴ、ビートを楽しみましょう。
私たちはハンドクラフトのデザインとモダンな素材を組み合わせ、最高のプレミアムサウンドを提供することにフォーカスし、新しいレベルのヘッドホンをデザインします。
私たちの目標は、ただの技術的なデバイスとして、または安価なプラスチック製のアクセサリーであるというヘッドホンの認識を変え、見た瞬間に“恋に落ちる”ような、成熟した製品を作り出すことです。
特徴
私たちは設計上のあらゆる構成要素において完全を目指しました。
CNCマシンによって精密に削り出された木製イヤーカップ、電気メッキコーティングによる亜鉛合金のハードウェア、コーティングされたマンガンスプリングスチールのヘッドバンド、メモリーフォーム、ソフトPUレザーは、手触りも外観も楽しめる素材です。そこにプラスチックはありません。
REVくん
スペック
・ ダイナミックネオジウムマイラードライバー
・ トランスデューサのサイズ:40mm
・ 周波数帯域:15Hz〜25KHz
・ 入力感度:1kHz、1mW@103dB
・ インピーダンス:32Ω
・ 定格電力:30mW
・ 最大電力:50mW
・ ケーブル:取り外し可能ケブラーOFCケーブル(マイクリモコン付きケーブル1.2m/ケーブル3.0m)
・ プラグ:3.5mm金メッキ
・ 重量:260 g(ケーブル含まず)
・ イヤーカップ:クルミ材(木目は天然素材を使用しているため画像と同一ではありません)99 Classicsは歪みのないバランスの良いサウンドを提供します。そのサウンドはクリアで明瞭です。
その2:商品チェック
化粧箱
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付属品
・ ケブラーOFCケーブル 1.2m (マイクリモコン付き)
・ ケブラーOFCケーブル 3.0m (マイクリモコンなし)
・ キャリングケース
・ ポーチ
・ 変換プラグ (ステレオミニ→ステレオ標準)
・ 変換アダプター (航空機内用プラグ)
・ マニュアル
ポーチ / マニュアル / 変換プラグ / 変換アダプター
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ケーブル (1.2m & 3.0m)
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キャリングケース
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ヘッドホン 本体
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木製イヤーカップ
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ヘッドバンド

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REVくん
イヤーパッド

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ヘッドホンスタンドにのせてみた

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その3:感想
非常に満足度の高い商品
さて、ここからは『MEZE 99 Classics』の感想を書いていきたいと思います。
今回の99 Classicsはなんと言っても「とにかくオシャレなヘッドホン」という印象でした。
化粧箱、付属品、ヘッドホン本体…どれも素晴らしい完成度で一気にMEZEのファンになってしまいました。(*^^*)
現時点でヘッドホンに全く興味がない方々にもオススメしたくなる様な、「道具・モノ」としての魅力がある商品だと思います。
99 Classicsは既に欧米で数々のアワードを受賞していますが、日本での知名度はまだまだこれからだと思うので、MEZEの日本での今後の活動には注目していきたいと思います。
REVくん
愛着が湧く素晴らしいヘッドホン
99 Classicsを実際に手にとって/見て/触ってみると、(個人的に)木製ヘッドホンとして、理想的な質感とルックスを両立している貴重なヘッドホンだと感じました。とにかくカッコいいというか美しいというか…素晴らしいです。(*^^*)
プラスティッキーな雰囲気のヘッドホンとは真逆のヘッドホンだと思いますし、(伝わらないかもしれませんが…)99 Classicsはヘッドホンというよりも工芸品の様な雰囲気を感じます。
冒頭(その1)で、MEZEについて細かく書かせて頂きましたが、もし今回の私のレビューを見て下さった方で、MEZEや99 Classicsに少しでも興味を持たれた方は、是非一度MEZEのHPやYouTubeにアップされている動画を見て頂きたいです。m(_ _)m
また99 Classicsは密閉型のヘッドホンですが、装着感はかなりいい方だと感じたので、ヘッドホンは装着感重視!!という方にもオススメできるヘッドホンという印象でございました。
ただ、日本人向けのサイズ感のヘッドホンでは無いので、私の様に顔/頭が物凄く大きい方が99 Classicsを装着すると、高確率でヘッドバンドの長さに余裕がない(常にヘッドバンドの長さMAX)状態になると思うので、出来れば試着してからの購入をオススメ致します。
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音質面について
既に海外で物凄く評価が高いヘッドホンなので、今更私(素人)が99 Classicsの音質に関してああだこうだ言ってもしょうがない気がするのですが、実際に使ってみたところ意外に感じた点がございましたので一応書いておきたいと思います。
まず、スマートフォンやパソコンのイヤホン端子に直挿しの様なラフな環境でも、十分な音量をとることが出来て、しかもある程度きちんとしたバランスのいい音を鳴らしてくれた事に驚きました。
なんとなく99 Classicsは据え置き系の機材と一緒に使わないと、いい感じに鳴ってくれない/鳴らしにくい様なイメージが(勝手に)あったのですが、実際に使ってみると、比較的鳴らしやすいタイプのヘッドホンだと感じました。
私は基本的に爆音で音楽を聴かない人なので、99 Classicsをスマートフォンとつなげて、YouTubeで動画/音楽鑑賞といったラフな使い方でも十分に音量はとれましたし、音質的にも駆動力が足りずスカスカな音になってしまったりする事も無く、ラフな環境でも実用的なヘッドホンという印象でした。
勿論据え置き環境や高価なDAP/アンプ等とつなげた方が、音質面でより良い結果を得られるとは思いますが、そういった専門的な/高価な機材を持っていなくても、99 Classicsは十分に音楽を楽しむ事が出来る素晴らしいヘッドホンだと私は思います。(*^^*)
続いて2点目ですが、色々な方の99 Classicsのレビューを拝見していると、音質面に関して「ウォーム(系)」と書かれている方が多い印象だったのですが、個人的にはそこまでウォームな音質傾向のヘッドホンという印象は受けませんでした。
99 Classicsは木製ハウジングかつ密閉型のヘッドホンという事で、試聴する前は私もウォームな音質傾向を想像していたのでかなり意外でした。
多数決的な考え方で言いますと、ウォーム系と感じなかった私は圧倒的少数派側の人間な訳ですが、そういう風に感じた人もいた…という事でで….。m(_ _)m
REVくん
OJISAN
その4:まとめ
・ 木製のイヤーカップならではの自然で繊細な響きがナチュラルなサウンド
・ 装着するだけでぴったりとホールドされるセルフアジャスタブル機構
・ ソフトPUレザーとメモリーフォームによるイヤーパッドで柔らかな着け心地
・ 無駄のないシンプルな設計
・ 販売価格に対して完成度/満足度が非常に高い
さいごに
99 Classicsを実際に使ってみると、海外で高く評価されているヘッドホンという事がとても良く分かりましたし、私の感覚だと質感/音質共に特になんの不満も無く、非常に完成度の高いヘッドホンという印象でした。(*^^*)
個人的に99 Classicsは、ヘッドホンに全く興味がない方/ヘッドホンは1つ持っていれば十分…といった方にこそ強くオススメしたい商品です。
プラスティッキーな質感のヘッドホンや業務用の玄人好みなルックスのヘッドホンとは違い、使っていない時もインテリアとして成り立ちますし、ヘッドホンというよりも長く使える『モノ』としての魅力が有ると思います。
木材×アイアン系の家具や、北欧系の雑貨がお好きな方には特にオススメの商品なので、少しでも気になった方は是非一度チェックしてみて頂ければ幸いです!!
REVくん
それではまた次回!!