REVくん
今回はハイブリッド型イヤホンのレビューをして行きたいと思います!!
OJISAN
※レビュー用にサンプルを送っていただきました。
その1:商品について
REVくん
今回レビューする商品は…
『 KZ ZSN 』です。
まずは商品の概要などを詳しく見ていきたいと思います。
OJISAN
※以下AMAZON商品ページより引用
特徴
KZ ZSNは、10mmダイナミック型ドライバー1基+30095バランスド・アーマチュア型ドライバー1基を搭載するイヤーモニター型ハイブリッドイヤホンです。各音域が干渉して音が潰れることのないよう、ドライバーを改良することによって、それぞれのドライバーの特性がしっかりと活かされています。ダイナミック型ドライバーは、中音域~重低音域までを正確に、そして伸びやかに再生し、迫力や深みのある音を表現します。バランスド・アーマチュア型ドライバーは高音域を緻密かつ繊細に表現し、それによって生み出される倍音は、音楽に厚みと広がりを与えます。これら5基のドライバーによる20Hz~40000Hzという極めて広い再生周波数帯域は、ハイレゾ音源にも余裕を持って対応できます
KZ ZSNはダイナミック型ドライバー×1 + バランスド・アーマチュア型ドライバー×1のハイブリッド型イヤホンになります。
OJISAN
REVくん
ふむふむ。…むむ? 商品説明の中に5基のドライバーによる〜って書いてあるけどなんなんだろう…。計算が合わないような…。(._.)
【本来の性能を発揮するにはエージングが必要です】
・ 100~200時間のエージング(慣らし運転)することで、購入当初とは別次元の、驚くべき音質に進化します。 音域はより広くなり、低音・高音の伸びもよくなります。帯域のバランスもフラットになり、ボーカルの定位感・距離感の表現も見事です。 音場も広がり、更なる臨場感を感じられるようになります
OJISAN
REVくん
…100時間から200時間までの間の100時間が気になりますな…。(._.)
カナル型のイヤホンと、フィット感に優れたイヤーピースにより、快適な装着感と音質を両立しました。遮音性を高めることで、外部の騒音を大幅に低減させるだけでなく、音漏れを抑えることで、通勤、通学、学校や職場、図書館など、他人に迷惑を掛けやすい場所での使用にも適しています
商品画像を見る限り、ハウジングはいつものKZのイヤホンの感じに見えますが果たして…。
OJISAN
KZ ZSNアップグレードケーブル(別売り)を組み合わせることで、付属のケーブルよりも更に音の輪郭が明確になり、広大な音場、より自然で透明感のある音質が楽しめるようになります
REVくん
メーカー純正のアップグレードケーブルが用意されているのは良いですね。
その2:商品チェック
パッケージ
それでは商品チェックを進めていきたいと思います。パッケージはいつものKZの白箱デザインです。
OJISAN
REVくん
KZのイヤホンを開封していて毎回思うんですが、この透明の梱包材取りづらいですよね…。
透明の梱包材を取り出すとイヤホン本体のお目見えです。
OJISAN
MEMO
今回レビューするKZ ZSNは、黒×緑(マイク無し)モデルになります。
REVくん
その下には付属品が入っていました。詳しく見ていきたいと思います。
付属品
ここからは付属品を詳しく見ていきたいと思います。まずはユーザーガイドが一冊…
OJISAN
REVくん
シリコン製のイヤーピース。袋から中身を取り出します。
OJISAN
REVくん
付属のイヤーピースですが、いわゆるKZのいつものやつ…です。そう、先端菊練り型のアレです…。
ケーブルも袋から取り出して見てみましょう。…ゴムゴムした質感のケーブルではありませんように…。
OJISAN
REVくん
…ふう。ゴムゴムした質感のケーブルじゃないですねこれは。個人的にあのケーブルが苦手なので良かったです。
ケーブルの取り回しは硬すぎず柔らかすぎずといった印象です。ただ、ケーブルの質感に関しては全体的に少し安っぽい印象を受けました。販売価格を考えるとこれはしょうがない部分かもしれませんが。
OJISAN
REVくん
ちなみにケーブルの耳掛け部分は強めの巻グセがついていますが、形状記憶用のワイヤーは入っていませんでした。
MEMO
付属のケーブルは耳掛け部分に最初から強めの巻グセがついています。
本体(ハウジング)
ここからはいよいよハウジング部分を詳しく見ていきたいと思います。
OJISAN
REVくん
うーむ。見た目に関してはいつものKZのイヤホンという感じで、目新しさは特に無いですな…。
もう少しアップでいろいろな角度からハウジングを見ていきます。KZ ZSNは、フェイスプレート部分が金属製なのが印象的なイヤホンですね。
OJISAN
REVくん
2Pin端子部分は出っ張っている(ハウジングの中に収まっていない)タイプなんですね…。ほほう…。
ハウジングのつくりは特別良くもなく、悪くもなく普通…という印象です。既に同形状のKZのイヤホンを所有している方であれば「いつもの感じ」だと思います。
OJISAN
OJISAN
REVくん
REVくん
ステム部分は金色で金属製になります。イヤーピースを外すとステムが非常に目立ちますな…。
ちょっと分かりづらいかもしれませんが、ステムの径は太めです。付属の菊練り型イヤーピースの径よりもステムの方が太いので、イヤーピースを装着するのが地味に大変でした。(._.)
OJISAN
付属のケーブルをつなげてみました。安定のKZイヤホン…という印象です。
OJISAN
REVくん
取り回しは悪くない印象ですが、なんかこう、イヤホンをクルッと簡単にまとめて机にポンと置くと、上の写真の用にごちゃっとした感じになります。
以上で商品チェック終了になります。続いてKZ ZSNを実際に使ってみた私の感想を書いていきたいと思います。
OJISAN
その3:感想
安定のKZクオリティー
それではKZ ZSNの感想を書いていきたいと思います。正直な所、このイヤホンの感想は一言で終わらせることが出来るのですが、それではちょっと寂しすぎるので3つの項目に分けて書いていきます。
OJISAN
REVくん
まず、良い意味でいつものKZクオリティーを保っているイヤホンだと感じました。ここまで安価でリケーブルに対応したハイブリッド型イヤホンを出すことが出来るのは流石KZといった所ではないでしょうか。
OJISAN
REVくん
それにしてもハイブリッド型イヤホンも安くなってきましたね。気づいたら、ハイブリッド型イヤホンが「珍しい仕様のイヤホン」から、「ごく一般的な仕様のイヤホン」になってきている気がします。
KZのイヤホンがお好きな方は、今回のZSNもある意味安心出来る仕上がりのイヤホンだと思います。
OJISAN
装着感について
続いてKZ ZSNの装着感に関してなのですが、どうもKZのこの形状のイヤホン、今ひとつ装着感しっくりこないんですよね私…。なんというか耳孔に対して斜め過ぎる感じでハウジングがフィットする感じというか…。
OJISAN
REVくん
いわゆるIEMタイプの形状なので、装着感が悪いイヤホンでは無いと思いますが、私のようにいまいちフィットしない人間もいるということで参考までに…。
私は付属の菊練り型イヤーピースの一番小さいサイズ以外を使うと上手くフィットしませんでした。これは恐らくステムの径が太めなのが原因だと思います。一番小さいサイズのイヤーピースだと若干緩めのフィット感になるのですが、一番装着感が好印象でしたので、その状態で試聴する事にしました。
OJISAN
ベースラインが際立つイヤホン
最後に音質面についての感想です。KZ ZSNは、全体的に価格なり(価格の壁を感じる)のイヤホンという印象だったのですが、個人的に音楽を聴いていてベースラインが浮き出て聞こえる感じが面白いなと感じました。
OJISAN
REVくん
基本的にKZのイヤホンの音質傾向と自分の好みの音質傾向は合っていないと思っているんですが、今回のZSNに関しては私の好みと合っていた…というか、KZのハイブリッド型イヤホンでたまにあるキツイ感じの音のイヤホンではありませんでした。
ただあくまでも価格なりの音のイヤホンというか、(勿論比較対象によると思いますが)桁が一つ多い価格帯/クラスのイヤホンと比較する感じのイヤホンでは無いな…という印象です。
OJISAN
REVくん
KZ ZSNは、いわゆる解像度が優れていたりモニター系と言われるようなイヤホンではなくて、あくまでもリスニング向けに味付けされている安価なハイブリッド型イヤホンという印象でした。
その4:まとめ
良い所
・ ベースラインが際立つイヤホン
・ 安価ながらリケーブルに対応している
さいごに
KZのイヤホンは、自分の音の好みと違っている物が多かったりするのですが、今回のZSNに関しては個人的に中々好みな音質傾向のイヤホンでございました。
しかし、良くも悪くも音質/見た目/つくり全てにおいて、「いつものKZイヤホン」という印象で、KZイヤホンを追いかけているファンの方が、「おっ、またKZがなんか新しいイヤホン出したぞ!!」…という感じで買うのが一番正解のイヤホンだと思いました。
KZ ZSNは、音質など色々な面で高いクオリティーをお求めの方(ハイエンド層)にはオススメ出来ませんが、ハイブリッド型イヤホンの入門機として手の出しやすい価格のイヤホンだと思いますし、KZイヤホンファンの方であれば諸々納得できるクオリティーのイヤホンだと思うので、気になった方は是非チェックしてみて頂ければ幸いです。
REVくん
本日は最後までご覧頂きありがとうございました。
それではまた次回!!