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【レビュー】TARION X7s 1920×1200 IPS液晶の外部モニター を試す

はじめに

ご覧頂きありがとうございます。REVです。
本日はTARION X7s IPS 1920×1200 324ppi 外部モニター(SAMPLE)の商品チェックをして行きたいと思います。
私は室内で小物を撮影する機会が多いので以前からカメラに外部モニターをつないで撮影しているのですが
今回のX7sはカメラにつなげる事を前提に作られた小型モニターという事で
実際に使ってみるのが非常に楽しみな商品でございます。
それでは早速商品チェックの方勧めて参りたいと思います!!

スペック


スクリーン:7インチワイド/IPS
解像度:1920×1200
縦横比:16:10
輝度:500cd/m2
視野角:170°/170°(H/V)
HDMI入力端子:1
HDMI出力端子:1
スピーカー:1
ヘッドフォン:1
電流:1A
入力電圧:DC 7~24V
バッデリープレート:F970
動作温度範囲:-20℃〜60℃
保存温度範囲:-30℃〜70℃

サイズ:約182.1mm×124mm×20.5mm
重さ:約320g
【 梱包内容 】TARION X7S 
モニター×1
サンシェードフード×1
シリカゲルカバー×1
バッデリープレート(F970)×1
HDMI A/Cケーブル×1
ホットシューホルダー×1
ケース×1
※サイズと重量に多少の誤差がある場合がございますので、ご了承ください。
※商品はモニターによって色合い等、実物と多少差異がある場合がございます。

商品チェック


化粧箱…というよりは未晒ダンボール的な箱です。
…この箱に関しては特に見どころがないので早速開封していきたいと思います。

箱の蓋を開けるとディスプレー本体が入っていました。一旦取り出します。

ディスプレー本体のさらにその下には…

色々な付属品が入っていたのでひとつずつ詳しく見ていきたいと思います。

ユーザーガイド。(英語表記/日本語表記ナシ)

小さい白い小箱を開けてみました。

レンチとイモネジ?(←用途が?)が入っていました。

ホットシューホルダー。(自由雲台)

金属製でしっかりとした重みが有ります。
ディスプレーをカメラのホットシュー部分に取り付ける為のものですが下のホットシュー部分は
くるくると回して取り外すことが出来て取り外すと一般的なカメラの三脚用のネジ穴があいていました。
汎用性はかなり高そうです。(ΦωΦ)

HDMIケーブル。

やや短めのHDMIケーブルです。

HDMIケーブルの端子部分。

サンシェードフッド。(サンシェードフード)

後述するカバーにマジックテープで貼り付けるタイプのサンシェードです。

バッデリープレート。(F970)
ディスプレー本体裏側にセットして対応したバッテリーを装着することが出来るようにするアダプターです。
(私はACアダプター経由で使用する予定なのでこのアダプターを使用することは今の所無さそうです)

ここからはいよいよディスプレー本体を詳しく見ていきたいと思います。
まずは袋からディスプレー本体を取り出します。

取り出しました。ディスプレー本体の液晶側にきちんとクッション材が敷かれていました。

因みにこの赤いケースはシリカゲルカバーという名称でスマートフォン用の厚手のシリコンカバーの様な質感です。
ディスプレー本体を初めて手に持ってみた感想は意外と軽いな…でした。

ここからはディスプレー本体をぐるりと一周見ていきたいと思います。まずは正面からです。
液晶側には予め保護フィルム?の様な物が貼ってありましたがこれを剥がすのは結構ヒヤヒヤものでした。
というのもかなり強固に液晶とフィルムが張り付いていたからです。(*_*)汗
(厚み的に飛散防止フィルムの様な気も致しますが私はこのフィルム剥がしてしまいました)

本体背面。バッテリー駆動する場合はバッテリーを真ん中の窪みにセットする事になります。

本体上部。真ん中に三脚穴があいています。
ケースにも三脚穴があいているのでケースをつけた状態で三脚に立てることが可能です。
その隣にはボタン類(電源ボタン/F1/F2/EXIT)とダイヤル+押し込みボタン式のMENUがあります。
ファンクションボタンが2つ付いているのは面白いですね。(ΦωΦ)

本体下部。こちらにも三脚穴があいています。
ディスプレー本体の上/下にそれぞれ三脚穴があいているのでセッティングの自由度が
かなり高そうですし外付けマイク等を併用したい際などはかなり便利そうです。

本体側面①  こちらにはイヤホン端子/HDMI IN/HDMI OUT/DCコネクターがあります。
HDMIのIN/OUTが両方ついているので外部レコーダーとの併用も可能だと思われます。
私はHDMI経由の映像を外部レコーダーで録画する機会は今の所無いですが
今後を考えるとこの仕様はかなり有り難みを感じそうな予感がしております。
また私は主に室内でX7sを使う予定なのでACアダプター経由で電源供給したい所なのですが
付属品にACアダプターが含まれていないことには注意が必要だと思います。(別売りの様です)

本体側面② こちらにはMENUダイヤルがついているだけになります。

シリカゲルカバー(…というみたいです)を取り外してみました。
(商品チェックの為に取り外してみましたが私はこのカバー基本装着しっぱなしにすると思います)

ケースをとった瞬間に思いましたがなんだか昔の中華パッドの様な見た目/質感です。
液晶部分とベゼル部分は段差が有りますしベゼル部分はかなり太いですし
軽く(本体に)八の字に力を加えるとパキパキ音がなる怖い/懐かしい感じのタブレットといった印象です。

三脚に設置してみました。ケースのデザインのせいかミリタリー感というか耐衝撃!!という感じの雰囲気を感じます。

続いて例のサンシェードを装着してみました。
サンシェードを装着するとかなり仰々しい雰囲気が出てきますね。
ただこのサンシェードがあるとないとでは撮影環境によって雲泥の差が出てきそうですし
サンシェードが付属している/取り付けることが出来るというのはX7sを選ぶ1つのメリットだと思います。
以上で商品チェック終了になります。お疲れ様でした。m(_ _)m

動画

正直私には多すぎる設定/調節項目がありました。…使いこなすのは難しそうです。(*_*)汗
特にX7s側のディスプレーの色味調整が非常に難しかったです。(かなりシビアだと思います)
カメラの背面液晶に合わせて調整するのが良さそうですが私の場合正確な色味の確認と言うよりも
構図やピントの確認に使うの感じになりそうです。
カメラの背面液晶に表示されている色味とX7sのディスプレー表示の色味を
全く同じにするのは私のような素人には難しすぎる印象でした。(*_*)汗

感想


それでは感想の方書いていきたいと思います。(数ヶ月ほぼ毎日数時間使ってみた上での感想です)
はじめにでも書きましたが私はブログの写真を撮影する時は100%外部モニターを使用して撮影していて
今回のX7s以前はテレビに始まりPC用のモニターに移行し…と地道に試行錯誤を繰り返した末に
モバイルディスプレー(カメラ用では無い)を外部モニターとして使うことで落ち着いていました。
私の場合部屋に三脚の置き場所が無いのでいつも真俯瞰から撮影しているのですが(今度載せようと思っています)
真俯瞰で撮影する場合カメラ側の背面液晶が全く見れないので外部モニターで構図やピントの確認をしていました。
正直な所構図の確認やピントの確認程度であればX7sの様な専門的な外部モニターが無くても事は足りると思いますが
実際にX7s(専門的な外部モニター)を使ってみるとやはり専用は違うな…いいな…と感じる部分が非常に多かったのも
事実で最初からX7sがあれば一番良かったよな…と感じている次第です。(*^^*)


…とは言いましてもX7sを使いだして間もない頃はとにかく使いづらいと感じていました。汗
上の動画を見て頂ければなんとなく分かると思うのですがかなり細かく色味の調整等が出来るのですが
これが私のような素人には逆に非常に厄介でしてどこをどう弄れば自分の求めている色の方向性になってくれるのかが
全く分からずいざ撮影してPCで読み込んでみたら画像が暗かった…なんて事ばかりでした

今でこそ失敗を繰り返して慣れてきたのでそういった事はなくなってきましたが慣れるまでに時間が掛かりましたし
未だに色味の設定はよく分かっていないので感覚で調整していますがとりあえず現状落ち着いている感じです。
専門的な知識をお持ちの方やお詳しい方であればもしかしたらこの液晶の色味の調整はさほど難しい事では無いのかも
しれませんがPC用のモニターやTVの色味調整(自分の見やすい色に設定する)と違ってディスプレーに表示される色味が
実際の世界の色味?とかけ離れてい
てはいけないのでそこのシビアな調整は非常に難しい印象でした。
(恐らく接続する機器/カメラによっても色味の設定の違いが出てくると思います)

最後に実際に使ってみての使用感についても書いておきたいと思います。
まず一番懸念していた液晶の品質に関してですが非常に明るく発色も綺麗で全く問題はありませんでした。
(…もっと中華的なものを想像していました…)
X7sはカメラ用に設計されていますが基本的にHDMI端子の付いたモバイルディスプレーなので
カメラ以外にもPCのサブモニターやゲーム機に繋げてみたり等など色々と活用の幅は広いと思います。
また起動の速さや動作の安定感等に関しては全くストレスを感じないレベルだったのも嬉しい誤算でした。
正直もっとモッサリとした動作でストレスを感じるかな…と思っていたのですが全くそんな事は有りませんでした。
個人的に前述の色味の設定の難しさは多少気になりましたがトータル的には導入して大満足な
外部モニターといった印象でまだまだ全然使いこなせていませんが(4Kの伝送にも対応しているようですし)
今後も外部モニターはしばらくX7sを愛用して行きたいと思っております。(*^^*)

さいごに

話が逸れますが私は先日新しいカメラを購入したのですがまだそのカメラでX7sを使ったことは有りません。
これは(何度も繰り返しで恐縮ですが)液晶の色味をまた調整し直さなければならないからなのですが
恐らく繋ぐカメラを変えるとX7sの使用感もまた変わってくると思うので今後しばらく使い込んだ後に
長期使用レポート的なものを書いてみようと思っております。
7インチ前後の大きさでカメラ用の外部モニターをお探しの方は是非X7sも候補に加えて頂ければ幸いです。
(※ACアダプターとバッテリーは別売りなのでご注意下さい!!)
それではまた次回。