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【レビュー】ibasso IT01 ダイナミック型イヤホンを試す

はじめに

ご覧頂きありがとうございます。REVです。(´・ω・`)
今回はibasso IT011(SAMPLE)を商品チェックして行きたいと思います。
ibassoのイヤホンということで非常に楽しみなイヤホンです。
早速商品チェックの方進めていきたいと思います!!

商品チェック


こちらが化粧箱です。シンプルなデザインです。フォントもいい感じですね。

ブランドロゴマークと文字だけのシンプルな感じです。

化粧箱背面。多言語で仕様が書かれています。おや…?日本語表記もありますね…。

化粧箱側面①

化粧箱側面②

しっかりとした重みを感じます。これは期待できそうです。

紺色の内箱をスライドさせて取り出します。

取り出しました。内箱もお洒落です。

シボ加工+型押しな感じがたまりません…。

という事で中身の方を見ていきたいと思います。マグネット式でカパッと開きました。

イヤホン本体も見えていますが…まずは黒い箱の中身を確認してみたいと思います。

説明書等が収納されていたので全て取り出します。

黒いスポンジに左右のイヤホン本体とハードケースが収納されています。

今回のIT01はハウジングの色が左右で違うタイプになります。
赤青で左右の判別がしやすそうですしどこか懐かしい感じも致します。

メーカーロゴ入りのハードケース。

両方共化粧箱から取り出しました。中身は以上です。
続きまして付属品を一つずつ見ていきたいと思います。

クイックスタートガイド。

保証書。

イヤーピースですがものすごい数が付属してきます…凄い。
ひとつずつ袋を開けて見ていきたいと思います。

シリコン製のイヤーピース3サイズその1。

低反発系イヤーピース2サイズ。

シリコン製イヤーピース3サイズその2。

シリコン製イヤーピース3サイズその3。
付属してくるシリコン製イヤーピースは開口部の大きさや硬さ/大きさが微妙に違います。
自分に合った最適な種類/サイズのイヤーピースを選ぶ所からスタートですね。

メーカーロゴ入りの円型ハードケース。

しっかりとした作りですし大きさ的にも使いやすそうなケースです。

厚みもそれなりにあるのであまり窮屈になりすぎずイヤホンを収納できそうです。

ケースを開けるとケーブルとイヤーピースが入っていました。
(商品チェックの流れ上先にイヤーピースをご紹介させて頂きました)

中々強そうな(!?)見た目のケーブルですね…。編み込みの感じが凄いです。

ケースから取り出しました。
見た目に反してケーブル自体は柔らか目で取り回しはそこまで悪く無さそうな印象です。

箱出し直後の段階で変な癖もついておらずいい感じに手のひらの中に収まる感じでした。

プラグは金属製でストレートタイプです。(メーカーロゴ入り)

ケーブル分岐部分/スライダー。
この写真を見ると分かると思うのですが分岐部分を堺にケーブルの太さというか編み込み方が違っています。

ケーブル分岐部分から下はかなり緩めな4つ編み仕様です。

ケーブル分岐部分より上は普通の2つ編み仕様になっています。

ハウジングは材質と色的にあまり高級感は感じませんがハウジングの仕上がりは美しいと感じました。
因みにIT01はMMCX端子を搭載しているのでリケーブルにも対応しています。

付属のケーブルに繋げてみました。既にリケーブルをした後の様な風貌ですね…。

ケーブルがやや太い気も致しますが取り回しや収まりはいい方だと思います。
なんとなく玄人好みな風貌のイヤホンという気が致します。

そしてここからはハウジング部分を詳しく見ていきたいと思います。
光沢があってつるんとした仕上がりのハウジングです。(映り込みや反射も少し有るような仕上がり)

ハウジングですが右側が赤です。

そして左側が青になります。

もう少し寄ってぐるりと一周見ていきたいと思います。まずは正面から。
型番が書かれていますが遠くから見るとあまり目立たない感じです。
寧ろちょっとかっこいい感じで好印象でした。

上から覗き込むとL/R表記が。

ハウジングの形はいわゆるIEM型タイプになります。形状的に耳掛け専用です。

ハウジングの内側に孔が1箇所…

そしてステム付近にもう一箇所あいていました。

ステムの角度はあまりきつくなさそうです。
ハウジングの形状もあまり特殊な感じでは無さそうです。

イヤーピースを取り外しました。ステム部分は金属製で若干太めという印象です。

フィルターも金属メッシュ仕様です。バリなどもございませんでした。

耳型の登場です。このタイミングで実際に私も装着してみましたが装着感は悪く無さそうな印象でした。
ただ物凄く装着感が良いかと聞かれたらうーん…普通かな…という印象でした。

ケーブルの編み込みの感じとハウジングの色的に見た目はかなり派手なイヤホンという感じなので
これをオシャレと感じるか今ひとつと感じるか人によって大きく評価が変わってきそうな気が致します。
個人的に屋外で使うのはちょっと気になるかな…といった所です。

ケーブルの耳掛け部分に針金は入っておらず最初から強めのカーブがつけられていました。
総じて写真で見るよりも実機を手にとって見た方がケーブルの柔らかさなどを体感することが出来ました。
以上で商品チェック終了になります。お疲れ様でした。m(_ _)m

感想


今回のIT01ですが昨年私の手元に届いておりましてそこからしばらくエージングも兼ねて長時間使っておりました。
(100時間以上は確実に使っているので推奨されているエージング時間もクリアしているはずです)
実は箱出し直後の段階で初めてIT01を試聴した時はあまり良い印象を受けなかったのですが
その後しばらく試行錯誤を続けていく中でイヤーピースとの相性が重要ということに気が付きまして
それから現在に至るまで自分の中でのリファレンスイヤホンの1つとして愛用しております。
因みに箱出し直後の印象が良くなかったと書きましたがいわゆるエージングの進み具合の問題ではなくて
あくまでも最初に装着されていたイヤーピースと私の耳孔との相性が良くなかったという印象でして
音質的な面で言うと特にエージング(100時間以上使いましたが)後に音質が物凄く良くなったという印象(体感)は
今の所無いですし自分に合った最適な相性の良いイヤーピースを付属品の中から見つけてから現在に至るまで
音質面での印象/感想に特に変化もなかったり致します。(駄耳で申し訳ないです)
つまり比較的初期の段階から私にとって(←ここは重要です)良い印象のイヤホン…という事です。

正直な所IT01よりも高音質なイヤホンは沢山有ると思いますが
どこか昔懐かしい感じのダイナミック型イヤホンの音と最近のダイナミック型イヤホンの音/技術が
混ざりあった様な音という印象のイヤホンで音楽を楽しく聴くことが出来るせいかついつい登場する機会が
多くなっていった結果自分の中での(一万円前後の)リファレンスイヤホンの1つ的な立ち位置になっております。
…こうやって書いてしまうとなんだか言っていることと逆じゃないかとツッコまれてしまいそうですが
IT01自体の装着感や音質面等々正直そこまで自分の中で褒めちぎる様な感じでもないのですがそこがまた自分の中で
リファレンスイヤホンの1つにしやすかった要因だったりも致します。…文章にするのって難しいですね。
諸々のイヤホンを比較/試聴する際の基準のイヤホンの1つとしてIT01を使っている…という感じでございます。

音質傾向自体はダイナミック型らしい厚みのある元気な感じの音で
いわゆるさっぱりとかモニター系の音質傾向ではないと思います。
なので音をひとつひとつ丁寧に分析的聴き分けるという用途にはあまり向いていないと思われます。
(全体の音をバラバラに分解して聴くのではなくて1つの固まりとして聴く様なタイプだと思います)
これは私の勝手な印象ですがIT01は今っぽさ…というのでしょうか…流行りの音(音質傾向)では
無い気がしますし特に解像度や音の分離感を気にされる方だと少々暑苦しい音に感じられると思います。
そんなワケで音質傾向的な部分で好みは分かれそうですがIT01はあのibassoから出ているイヤホン
という事で完成度自体は悪くないイヤホンだと思うので気になった方は是非チェックしてみて下さいませ。

さいごに

ブログ掲載まで時間が掛かってしまいましたがその分じっくり使い込むことが出来ました。
そして使い込んでいく中で気がついたら自分の中でのリファレンス的なイヤホンの1つになっていましたし
1万円前後のイヤホンを聴き比べる時の判断材料としてIT01はこれからも活躍してくれそうです。(*^^*)
それではまた次回。