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【レビュー】 SIMGOT EM2 ハイブリッド型イヤホンを試す

REVくん

ご覧頂きありがとうございます。REVです。
本日は、ついに日本に戻ってきたあのメーカーのハイブリッド型イヤホンのレビューをしていきたいと思います!

OJISAN

※レビュー用にデモ機をお借りしました。

その1:商品について

REVくん

早速ですが…今回レビューする商品は何ですか?
今回レビューする商品は…『 SIMGOT EM2 』です。

まずは商品の概要など詳しく見ていきたいと思います!

OJISAN

※以下SIMGOT HPより引用

製品概要

以前レビューさせて頂いたSIMGOTのEN700PROはダイナミック型ドライバー1発のモデルでしたが、EM2はハイブリッド型のイヤホンとなっています。

OJISAN

REVくん

EM2は、ハイレゾ認証取得済みのイヤホンです。
「銅雀PROコアダイナミックユニット」…なんだか凄そうですが、どうやらEN700シリーズと同じモノの様ですね。

OJISAN

REVくん

BAドライバーは「Knowles RAF-32873」が使用されています。
低価格帯のハイブリッド型イヤホンは当たり外れが結構多いイメージなのですが、EM2は果たして…。

OJISAN

REVくん

どうやらEM2は、「高解像度でバランスが良く汎用性の高い音で、スマホでも鳴らしやすい」イヤホンの様ですね。
耳掛け式でスターのように輝くイヤホン…それがEM2!

OJISAN

REVくん

EM2はリケーブルに対応していますが。(ストッパー付き)0.78mmの2Pin端子が採用されていて、イヤホン本体から2Pin端子部分が飛び出しているタイプです。
(ハイファイ仕様の)高音質なケーブルが付属しているのは良いですね。

OJISAN

REVくん

イヤーピースは2種類付属していて、それぞれ形状が違っているようです。使用するイヤーピースによって、音質傾向を変えることが出来るというのが大変興味深いです!

スペック(仕様)

EM2(1DD+1BAイヤモニ型イヤホン)技術スペック
動力源: 10mmダイナミック型ドライバー1基
Knowlesバランスド・アーマチュアドライバー1基(RAF-32873)
音圧感度:2101dB (at 1000Hz )
インピーダンス:10Ω
再生周波数帯域:15Hz – 40kHz
音圧感度誤差:<1% 101dB(20μpa)
左右音圧感度誤差:<1.5dB(at 1000Hz)
定格電力:15mW
コード:0.78㎜のダブル端子四本混合銀メッキコード リケーブル可能
材質:真鍮サウンドチューブ

その2:商品チェック

パッケージ(化粧箱)

REVくん

それでは商品チェックを進めていきたいと思います。
まずはパッケージ(化粧箱)正面から。右上のハイレゾマークが目立ちます。そして右下には「knowles」の文字が。

デザイン・質感ともにしっかりしたパッケージで好印象です。いいですね!

OJISAN

REVくん

開封しました。黒い内箱から中身を取り出して、付属品をチェックしていきます!

付属品

箱の中から付属品を全て取り出して、1つずつ見ていきたいと思います。

OJISAN

REVくん

「保証書」です。裏にシール(QRコード)が貼ってあります。

REVくん

こちらは「マニュアル」です。残念ながら全て中国語で書かれています。(…読めない)

REVくん

「組立説明書」には、ケーブルとイヤホン本体の接続の仕方・装着の仕方が描かれています。
イヤホン収納用の「セミハードケース」です。実物は上の写真よりも落ち着いた色味のブラウンです。

OJISAN

正面にはSIMGOTのロゴが型押されています。また、革製(合皮?)のケースなので高級感があります。

OJISAN

REVくん

ケースの中にはイヤーピースが2種類入っていました。ちなみにケースの内側は革ではなく布生地になっていました。

EM2はイヤーピースが2種類付属しています。こちらは「Eartip Ⅰ」です。このイヤーピースを使うと「クリアなサウンド」になるようです。

OJISAN

REVくん

一方、こちらの「Eartip Ⅱ」を使うと「低音重視」のサウンドになるようです。実際にそれぞれのイヤーピースを使って試聴するのが楽しみです。
MEMO
一見どちらも似たようなイヤーピースに見えますが、「Eartip Ⅰ」と「Eartip Ⅱ」とでは、形状や硬さが違っています。
「ケーブル」は 0.78㎜のダブル端子四本混合銀メッキ仕様です。色は透明にかなり近いシルバーです。

OJISAN

REVくん

こちらは収納する時に重宝しそうな、SIMGOTロゴ入りの「ケーブルタイ」です。
プラグ部分は「プラグカバー」できちんと保護されていました。この辺りの気配りは素晴らしいですね。

OJISAN

REVくん

プラグ部分にもSIMGOTのロゴが入っています。…それにしてもこの3.5mm プラグはSIMGOTの完全オリジナルですかね?はじめてみました。
ケーブルをもう少し細かく見てみます。分岐部分(パーツ)は3.5mm プラグと同じ素材・質感になっているので、デザイン的な統一感があります。色はピンクゴールドの様な感じです。

OJISAN

REVくん

ケーブルの編み込みは綺麗です。雑な感じではありません。あまり硬く・重くないケーブルなので取り回しも良さそうです。
2Pin端子部分の仕上げも綺麗ですが、透明なので中の端子やハンダがはっきりと見えてしまいます。ここは好みが分かれそうなポイントです。

OJISAN

MEMO
耳掛け部分にワイヤーは入っていませんが、耳掛けしやすいように、あらかじめ強めの巻グセがついています。

SIMGOT EM2 本体

REVくん

ここからはEM2 本体を詳しくチェックしていきたいと思います。EM2 をはじめて見た私の第一印象は、「透明(クリア)で、ファンシーな雰囲気のイヤホン」でした。イヤホンでは珍しく女性向けのデザインの様な気がします。
写真で見るよりも実物のほうが安っぽい感じがしないと思います。「安い中華イヤホン」ではなく、「ちゃんとしたメーカーのイヤホン」というイメージです。

OJISAN

REVくん

EM 2はいくつかカラーバリエーションがあるのですが、今回レビューしているEM2 は「透明色」になります。ただ、正面(フェイスプレート相当)はケーブルと同じ材質でピンクゴールドっぽい色味なので、透明というよりもピンクゴールドのイヤホンという印象が強いです。
細かい部分の作り込みや加工がしっかりしているので、シェルのつなぎ目(段差)がほとんど気になりません。

OJISAN

REVくん

イヤーピースを取り外しました。ステムは金属製(真鍮)で、フィルターも金属製です。
ケーブルをつなげてみました。2Pin端子部分は綺麗にしっかりと結合されます。安い中華イヤホンに多い「2Pin端子硬すぎて上手くささらない・抜けない問題」もありません。

OJISAN

REVくん

耳掛け部分にワイヤーは入っていませんが、この様にしっかりと巻グセがついていて、耳掛けしやすいようになっています。
上の写真でうまく伝わるか分かりませんが、EM2 は写真で見るよりも小さいイヤホンだと思います。先程、女性向けのイヤホンという表現を使いましたが、耳穴が小さい方にも合いそうなイヤホンという印象です。

OJISAN

REVくん

耳型に装着してみると、EM2 が小さめのイヤホンだということがよく分かりました。装着すると、耳穴周辺に少し隙間が空くイメージです。
この角度から見ると分かりやすいと思います。カスタムIEMの様な密閉感重視の方にはEM2 はあまり向いていないイヤホンかもしれません。

OJISAN

REVくん

以上で商品チェック終了になります。お疲れ様でした!

その3:感想

しっかり丁寧に作られているイヤホン!

ここからは実際に「SIMGOT EM2」を数日間使ってみた私の感想を述べていきたいと思います。

OJISAN

REVくん

まず、私がEM2で良いなと思ったのは、パッケージやイヤホン本体、付属品、全てがしっかりと作り込まれている商品だということです。
特に最近はパッケージにあまり力を入れていない商品(主に安い中華イヤホン)が多いですが、個人的にパッケージは物凄く重要な要素だと思っています。

OJISAN

REVくん

イヤホン本体は、かなり細かい部分まで丁寧につくられているので、低価格の中華イヤホンとは「満足度」が全然違います。
あと、これは私の感覚のお話なんですが、EM2は公式サイトの写真や私の撮影した写真よりも、実物のほうが「高級感」があると思います。

OJISAN

REVくん

スケルトンカラーのイヤホンなので、写真だとどうしても安っぽい感じに写ってしまうというか…。うーん。上手く伝わればいいのですが…。

2種類のイヤーピースで音質変化を楽しむ!

EM2には2種類のイヤーピースが付属していて、使用するイヤーピースによって音質傾向を変えることが出来ます。

OJISAN

REVくん

クリスタルクリアサウンドと書かれているので、恐らく「Eartip Ⅰ」がEM2の基本の音…という感じだと思います。
実際に「Eartip Ⅰ」を装着した状態のEM2を試聴してみると、ダイナミック型イヤホンよりの音で、モニター的というよりは音楽鑑賞向けのイヤホンという印象を受けました。

OJISAN

REVくん

続いて「Eartip Ⅱ」に変更して試聴してみると、一聴して「Eartip Ⅰ」よりも厚みのある音に変化したことに気づきました。
(今流行りの)スッキリめの音質傾向が好みな人は「Eartip Ⅰ」、ドンシャリ系や厚みのあるダイナミック型イヤホンの音が好みな方は「Eartip Ⅱ」が合いそうなイメージです。

OJISAN

REVくん

ただ、「Eartip Ⅱ」を使用した時の音はかなり好みが分かれそうな気がします。私は「Eartip Ⅱ」を使用した時の音も好きなのですが、良くも悪くも今風の音じゃないというか。
自分の好みやその日の気分に合わせてイヤーピースを選びましょう!

OJISAN

なめらかな音のハイブリッド型イヤホン!

EM2はどちらのイヤーピースを使用しても「なめらかな音のハイブリッド型イヤホン」という印象を受けました。

OJISAN

REVくん

安いハイブリッド型中華イヤホンでたまに感じる「音の違和感」をEM2では感じませんでした。自然な感じといいますか、長時間EM2で音楽鑑賞していたい!と思わせてくれるイヤホンという感じでございました。
「Eartip Ⅰ」を使用した場合でも、どちらかというと暖色(ウォーム系)寄りの音質傾向だと思いますが、「Eartip Ⅱ」を使用した時の厚みが増したあの音は、私が今まで聴いたことのあるハイブリッド型イヤホンの中でも特に印象に残る音でした。

OJISAN

REVくん

正直「Eartip Ⅱ」を使用した時の音に関しては、ハイブリッド型にする必要があったのか?と感じるほど、ダイナミック型イヤホン的な音なのですが、そこがまた面白いと言うか。
使用するイヤーピースに関しては完全に好みの問題だと思いますが、「Eartip Ⅰ」だけでなく「Eartip Ⅱ」も付属させたところに、SIMGOTというメーカーの面白さと遊び心を感じた次第です。

OJISAN

その4:まとめ

良い所
・ イヤーピースが2種類付属している
・ リケーブルに対応している
・ 装着感(フィット感)がいい
今ひとつな所
・ カラーバリエーションが全てクリア系

さいごに

SIMGOTが久しぶりに日本に戻ってきましたね!日本復帰第一弾の「SIMGOT EM2」は完成度も素晴らしく、とても好印象なイヤホンでした。

 

SIMGOT(海外)のホームページを見てみると、どうやら今後新しいイヤホンやヘッドホンが出てきそうなので、SIMGOTの日本での動向には注目していきたいと思います!

REVくん

本日は最後までご覧頂きありがとうございました。

それではまた次回!!

SIMGOT EN700PRO RED & BLUE のレビュー

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【レビュー】SIMGOT EN700PRO RED & BLUE ダイナミック型イヤホンを試す