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【レビュー】SHIVR ノイズキャンセリング3Dワイヤレスヘッドフォン を試す

REVくん

ご覧頂きありがとうございます。REVです。
本日はワイヤレスヘッドホンのレビューをしていきたいと思います!

OJISAN

※レビュー用にサンプルを送っていただきました。

その1:商品について

REVくん

早速ですが…今回レビューする商品は何ですか?
今回レビューする商品は…SHIVR 』です。

まずは商品の概要などを詳しく見ていきたいと思います。

OJISAN

注意
「製品版」ではなく、完成前の「試作機」のレビューになりますので、予めご了承下さい。
参考 SHIVR - 快適性を突き詰めたノイズキャンセリング3DワイヤレスヘッドフォンMakuake(マクアケ)

※以下Makuake 商品ページより引用

SHIVRのアルゴリズムがもたらす、3Dオーディオ革命とは?

現実世界では、あらゆる方向、距離、周囲の環境から音を識別しています。

また、壁、床、天井などへの音の反響を聴いて、部屋の広さやその材質といったような細かいことまで感じる事ができます。

そういった音を従来の2チャンネルオーディオでは左右からのみの音で伝えております。

SHIVRは、そういった現実世界のような音をより実現するために、ジャイロスコープ技術をベースにした3Dオーディオアルゴリズムを使用しています。

「ジャイロスコープ技術をベースにした3Dオーディオアルゴリズム」というのが気になりますね。どんな感じなのだろう…。

OJISAN

デジタルANCアルゴリズムについて

ハードウェアの進化に合わせて、私たちはSHIVR用に最適化したANCアルゴリズムを開発し、さらに優れたノイズ除去が可能となりました。

音響工学、部品のサイズや材質、スピーカーとドライブの実装など、多岐に渡る試行錯誤の結果、従来のソリューションと比較して、ANCはより柔軟性が高く効率的となっています。

さらに、ANCアルゴリズムは、ノイズの多い環境をより適切に検出し、フィルターのパラメータを調整することで、最高のパフォーマンスを引き出します。


REVくん

ANCの効果を擬似的に体験できる動画がYouTubeにアップされているので、気になた方は是非チェックしてみてください。

内蔵ジャイロスコープを搭載

独自の3Dアルゴリズムは、内蔵ジャイロスコープからの情報を受け取り動作します。

それにより、没入感のある3Dサラウンドサウンドを作り上げるだけでなく、「音が頭の中にある感覚」を打ち消し、より現実味のある音の定位を実現します。

そのため、長時間使用していても、従来のものより疲労を感じにくくなっています。

…なるほど。どうやらサラウンド(3D)とはまた違った音響体験が出来そうですね。

OJISAN

40mmバイオニック・ステレオドライバーを採用

SHIVRは、独自のφ40mmのバイオニック・ステレオドライバーを搭載しており、より豊かで正確なサウンドをお届けします。

このバイオニック・ステレオドライバーは、SHIVR内の独立した音響室ユニットに収まるように独自設計されており、ささやき声から重低音まで再現します。そのため、より自然なサウンドを少ない消費電力で実現します。

REVくん

独自ドライバーを搭載している点は非常に気になりますね。…早く試聴してみたいです。

世界トップレベルの音響チームが手がけた製品

SHIVRの音響チームは、これまでJBL、AKG、Panasonic、Pioneer、その他オーディオ業界のリーディングカンパニーで働いていた音響のエキスパートで構成されています。

Beats by Dreやパナソニックといった企業で働いていたベテランによる音響構造の設計を始めとして、その他実績に裏打ちされたリーディングカンパニー出身のオーディオデバイス・エキスパートでチームが組まれています。

はじめて聞く名前のメーカーさんでしたが、音響のエキスパート集団で構成されているということで期待が持てそうです。

OJISAN

その2:商品チェック

それでは商品チェックを進めていきたいと思います。こちらがパッケージです…と言いたいところなのですが、今回は試作機ということで、この様な黒い箱に入って届きました。

OJISAN

MEMO
恐らく製品版ではきちんとしたパッケージ(化粧箱)になると思われます。

REVくん

黒い箱の中にはセミハードケースが入っていました。開けてみます。
セミハードケースの中にはヘッドホン本体以外に…

OJISAN

REVくん

「3.5mm AUX-IN ケーブル」と「USB-C充電ケーブル」が入っていました。
注意
今回の「デモ機(試作機)」と「製品版」とでは、付属品が異なっている可能性が高いです。
こちらがヘッドホン本体になります。見た目に関しては「そこまで安っぽくない普通のヘッドホン」という印象です。正直、高級感はあまり感じませんでした。

OJISAN

REVくん

SHIVRはこの様にコンパクトに折りたたむことが出来るので、ポータブルしやすい(外に持ち出しやすい)ヘッドホンといえるでしょう。
MEMO
全体的にプラスティッキーな質感ですが、つくり自体はしっかりしているヘッドホンです。
左右のハウジング側面にはスイッチやボタンが沢山ついています。

OJISAN

REVくん

左側のハウジングには、有線接続用の3.5mmステレオ端子、モード切り替えボタン、電源スイッチがついています。
MEMO
モード切り替えボタンを押すことによってANCを有効・無効にすることが出来ます。
右側のハウジングには、充電用のUSB-C端子、音量(+・−)ボタン、ペアリングボタン(…だと思う)がついています。

OJISAN

REVくん

とりあえず電源スイッチを入れてみたいと思います。
電源をONにすると「SHIVR」の文字が青く光ります。(明るい光なので結構目立つ感じ)

OJISAN

REVくん

イヤーパッドはレザー素材で、しっかりとした厚みがあります。
イヤーパッドは肉厚でフカフカしているので、装着感には期待できそうな予感です。

OJISAN

REVくん

ヘッドバンド上部のパッドもレザー製で、ややクッション性があります。
ヘッドバンドの内側にはL・R表記があります。表記の文字が白いので視認性は抜群です。

OJISAN

REVくん

SHIVRは密閉型のヘッドホンですが、側圧はそこまで強くない印象です。
以上で商品チェック終了になります。続いてSHIVRを実際に使ってみた感想を述べていきたいと思います。

OJISAN

その3:感想

「製品版」が楽しみなヘッドホン

今回SHIVR(試作機)を短期間使用してみましたが、製品版の完成度に期待がもてる商品だと感じました。

OJISAN

REVくん

音響のエキスパートさん達が立ち上げたプロジェクトといっても、正直今まで聞いたことの無いメーカーさんの商品だったので、正直そこまで期待していなかったのですが、(試作機の段階で)細かい部分もしっかりつくられていて、完成度は高いです。
ここから更にブラッシュアップされた状態で、「製品版」がリリースされると思うと非常に楽しみです。(…製品版もいつか聴いてみたいです)

OJISAN

もちもちイヤーパッドで装着感は◎

製品版でこのイヤーパッドがそのまま採用されるか分かりませんが、非常に柔らかくて肌触りのいいイヤーパッドでした。製品版も是非このイヤーパッドを採用してほしいです。

OJISAN

REVくん

もちもちイヤーパッドと絶妙な側圧のおかげで、頭が大きい私でも長時間快適に使うことが出来ました。
ヘッドホンとメガネを併用する場合、側圧が強すぎたりイヤーパッドが薄いと、イヤーパッドに(メガネの)つるの部分が圧迫さて痛くなりがちですが、私の場合SHIVRでは殆ど気になりませんでした。

OJISAN

REVくん

長時間ヘッドホンを装着し続けてもストレスをあまり感じないので、ゲームや映画鑑賞が趣味の方にはかなり相性のいいヘッドホンだと思います。

「迫力のある音質」で映画やゲームのお供に最適

YouTubeで公開されているPR動画の中で、SHIVRの音を「まるで映画館で聴いているみたいだ!」という表現をしている方がいたのですが、実際に試聴してみたところ、私も同じ様な印象を受けました。

OJISAN

REVくん

オーディオ的にいうとモニター用途ではなく音楽鑑賞向けのヘッドホンといいますか、「ウォーム(暖色系)」とか「ドンシャリ系」ヘッドホンだと思います。
SHIVRは、ゲームや映画鑑賞用にワイヤレスヘッドホンが欲しいという方にはピッタリの音質傾向で、音を正確に・分析するように聴きたい方(オーディオマニア層)にはあまり向いていない音質傾向のヘッドホンだと思います。

OJISAN

REVくん

ANC(ノイズキャンセリング)をONにすると、全体的にやや音が細くなる印象を受けましたが、ANCのON・OFFどちらの状態でもそこまで劇的に音が変わらない・劣化しない感じで、使いやすいなと感じました。
ちなみにSHIVRは有線接続で使用することも出来るのですが、有線接続時の音はワイヤレス接続時と比べてかなり平坦な音で、ゲームや映画鑑賞には全く向いていないので、有線接続はあくまでもおまけ程度に考えていたほうが良さそうです。

OJISAN

REVくん

どうしてもSHIVRを有線接続で使いたい!という場合は、きちんとしたヘッドホンアンプを用意して、しっかりと駆動させる必要がありそうです。

その4:まとめ

良い所
・ ゲームや動画鑑賞向きの音質傾向
・ 遅延の少ないaptXに対応している
今ひとつな所
・ 試作機なので実装されていない機能があった

さいごに

今回レビューさせて頂いたSHIVRは完成前の試作機(製品版ではない)で、全ての機能は実装されていない状態だったのですが、現時点で十分な完成度の商品でした。

 

ペアリングが完了してからの動作の安定度も素晴らしかったですし、装着感も快適、低遅延のaptXにも対応しているので、ワイヤレスヘッドホンとしておさえるべきところはキチンとおさえてありました。

 

現在、Makuake(マクアケ)でクラウドファンディング中なので、気になった方は是非チェックしてみてください!

REVくん

本日は最後までご覧頂きありがとうございました。

それではまた次回!!

参考 SHIVR - 快適性を突き詰めたノイズキャンセリング3DワイヤレスヘッドフォンMakuake(マクアケ)