※この記事は旧ブログ(REV録)に掲載していたものです。
はじめに
ご覧いただきありがとうございます。
本日はMarshall MID Bluetooth Blackのデモ機について見ていきたいと思います。
MarshallのBluetoothスピーカーの完成度が非常に高かったですし
Marshallのヘッドホンやイヤホンに関しては以前からかなり気になっていたので
実機を触るのが非常に楽しみでございます。(*^^*)
(当たり前ですが)私物ではないので室内で試聴させて頂いた
感想になりますのでその点は予めご了承下さいませ。
商品チェック
ヘッドホンにしてはかなり小ぶりな化粧箱でした。
ちょっとお高いイヤホンの化粧品サイズといった所でしょうか。
化粧箱背面です。いかにも海外製品といった感じのお洒落なデザインですね。
操作に関しては英語力が無い私の様な人間でも見るだけで理解できそうです。
Bluetooth接続とアナログ接続両方に対応しているヘッドホンという事で便利そうです。
化粧箱側面① 商品の仕様が英文で書かれています。
もう少し寄ってみました。私は英語があまり得意ではないので写真で…。
本体側面② こちらも英文がぎっしりです。
化粧箱の上側です。
化粧箱底面です。バーコードのシールが付いていました。
早速内箱をスライドさせませして中身の方じっくりと見ていきたいと思います。
こちらが取り出した黒い内箱です。
これを開けますと…。
ヘッドホン本体が入っておりました。やはり想像通りかなり小ぶりなヘッドホンです。
ヘッドホン本体を取り出したその下には付属品等が入っておりました。
という事でまずは付属品の方から一つずつ確認していきましょう。
保証書。(日本語表記)
こちらの小さな紙は表面にBluetoothについて…
裏面はヘッドホンの操作方法の図解が書かれていました。
ユーザーズマニュアル。(冊子タイプです)
複数言語パターンのマニュアルです。勿論日本語表記のページもございます。
やや独特な操作方法なので面倒くさがらずに目を通しておいた方が良さそうです。
USBケーブル。ヘッドホン本体の充電用です。
確証はございませんが恐らくこのUSBケーブルはオリジナルデザインだと思われます。
(…オリジナルじゃなかったらすみません…ロゴ入りでしたのであくまでも予想です)
充電用とはいえ付属品にも拘っている感じは素晴らしいですね。
ステレオミニケーブル。こちらは有線接続して使う場合のケーブルです。
これは完全にオリジナルのケーブルだと思います。Marshall感がひしひしと伝わってきます。
L字プラグ部分です。断線しにくそうな仕上がりでした。
プラグはやや小さめ/短めでした。
リモコンマイクは小さめであまり主張しない感じが好印象でした。
ボタンのクリック感もしっかりとしていましたし使いやすそうです。
裏側にはMarshallのロゴが有りました。細部にもデザインの拘りを感じます。
ケーブルは真ん中辺りがカールコードで両端がストレートとやや変則的な仕様です。
ヘッドホンの質感とこのケーブルの質感の相性は良いと思いましたが好みが分かれそうです。
(カールしている部分以外の)ケーブルの取り回しは良好でした。
しかしやはりカールしている部分はどうしてもやや重いと感じました。
ケーブルは丸めると手のひらに収まる様なサイズ感ですので
持ち歩く際に鞄の中にケーブルを入れておいてもあまり邪魔にはならないと思います。
さてここからはいよいよヘッドホン本体を見ていきたいと思います。
上の写真の様に小さく畳むことが出来る構造でポータブルを意識している事がよく分かります。
ヘッドホン本体の質感はかなり良いと思います。安っぽい感じでは無いと思います。
全体的にマットで落ち着いた雰囲気のヘッドホンで屋外でも使いやすそうな仕上がりです。
折りたたんだ状態だと一応私の手のひらの上に収まる様なサイズ感でした。
女性でも片手でサッと持てる重さだと思います。
折り畳んだ状態から通常の状態に戻します。非常にスムーズに変形します。
ヘッドホンが使える状態になりました。因みにヘッドバンド最短の状態です。
全体的にかなり小ぶりなヘッドホンです。
他のメーカーのヘッドホンと比べても小ぶりなヘッドホンだと思います。
Marshallの雰囲気というかオーラが凄いです。Marshall好きな方には堪らなそうです。
ヘッドホン本体側面①
ヘッドホン本体側面②
ハウジング部分のアップ①
ハウジング部分のアップ②
小さな金色のボタンの様なものはジョイスティックの様な構造になっていて
上下左右にに押し込んだりして諸々の操作をする様な感じになります。
小さいですが押し心地(クリック感)がしっかりとしていて操作はし易いと思います。
ヘッドバンド部分です。縫い合わせも非常に綺麗です。
ヘッドバンド内側に金色のパーツ(L/R)が付いています。
こういう細かい部分もMarshallらしいというか拘りを感じます。
カールコードな感じもどこかMarshallらしいですね。
ヘッドバンドを最大まで伸ばした状態です。
ヘッドバンドの伸縮はある程度カッチリした感じで剛性は高そうです。
左右の長さ調節はある程度シビアでしたがそこまで大変という感じでは無かったです。
ヘッドホンを真上から見ると…Marshallですね…。
もう少し寄ってみましたがMarshallといえばこの感じですよね。
ヘッドバンド内側にはマーシャルのロゴが有りました。
内側ですし派手な感じではないのであまり目立ちませんがさりげない見せ方が素敵です。
ヘッドホン本体を下側から。
充電用のUSBポートと有線接続用(3.5mm)のジャックが有ります。
付属のケーブルを繋げてみました。いざという時に有線接続出来るのは良いですね。
付属のケーブルを繋げるとまた違った雰囲気のヘッドホンに見えます。
他社製のケーブル含め有線接続する場合ハウジングのやや奥まった所にジャックが有るので
プラグの大きさには注意が必要そうです。細めのプラグでないと厳しいと思います。
充電用のUSBケーブルを繋げてみました。
USBケーブルもあまり目立ちませんがさり気なくMarshallロゴ有りです。
続いてイヤパッド部分を見ていきたいと思います。
これは真上から見た状態です。比較的パッドは小さくて厚さは薄めな印象です。
オンイヤータイプで耳の上にガッツリとパッド部分がのる感じなので好みが分かれそうです。
非常に分かりづらいと思いますが大きさ的には私の指3本分位しかありません。
そしてイヤパッドの内側は私の指2本分位です。
ハウジングもイヤパッドも小さめのヘッドホンだという事がなんとなく伝われば幸いです。
側圧はやや強め〜強めで常に左右のハウジング(イヤパッド)同士が重なるタイプで
個人的には(側圧的に)長時間の装着は厳しいタイプかな…といった印象です。
イヤパッド自体の品質(質感)は良いと思うのですが厚みや柔らかさに関しては
そこまで無いので装着感が特別優れているヘッドホンではないなと私は感じました。
化粧箱/付属品/ヘッドホン本体…どれも全て自分好みのデザイン/質感の商品でした。
開封後も化粧箱を大切にとっておきたい(インテリアとして飾りたい)タイプといいますか。
本当にデザインと質感に関しては物凄く気に入りました。(*^^*)
私自身こういった小型のヘッドホンは装着感の観点からあまり好みでは無いのですが
なんというか机などに置いてあると無性に手にとって触りたくなる様なそんな魅力を
感じるヘッドホンでございました。(ヘッドホンというよりもモノとしての魅力)
因みに小型小型と散々書いておりますが重量に関しては軽いとは一度も感じず
しっかりと中身が詰まっている様な手触り/重みといった印象でした。
有線接続でも使えるというのはメリットだとは思うのですが
付属のケーブルが(かっこいいなとは思うのですが)取り回し的に今ひとつと感じました。
というのも分岐部分から下がカールコードになっていてちょっとケーブルの重量バランスが
微妙といいますか(下が重い感じ)屋外ではあまり使う気にならない印象だったからです。
(取り回しが悪い訳ではないと思うのですが積極的に使いたくなるケーブルでは無かったです)
お借りしている期間中机の上に常にいつでも使える様な状態で
MID Bluetoothを置いておいてちょっと意識的に使ってみよう…と最初は思っていましたが
気がついたら自然と日常生活の中で頻繁にMID Bluetoothを手に取っている自分がいました。
正直装着感はそこまで良くないですし音質もアッと驚く様な感じでは無かったのですが
もし私がMID Bluetoothを実際に所有していたら生活必需品レベルの使用頻度になりそうです。
久しぶりにヘッドホンスタンドを出してきて写真を撮ってみました。
常にスタンドに掛けた状態で部屋に置いておいてもお洒落な感じがして良さそうですね。
MID Bluetooth各部を弄ってみました…という動画でございます。
なんとなくMID Bluetoothの大きさなり質感なり雰囲気が伝われば幸いです…。
感想
今回は1ヶ月程お借りすることが出来ましたので自分なりに(室内のみですが)
ある程度意識的にMID Bluetoothを使用してみた感想を書いていきたいと思います。
まずデザインに関してですがTHE Marshallといった仕上がりで
余計な事はしていないといいますかMarshallと聞いて頭の中に浮かんでくる
Marshallそのままのデザイン/質感のヘッドホンでございました。
(全体的にマットな仕上がりという事もあって安っぽい印象は受けませんでした)
ただオンイヤー型(耳の上にのせるタイプ)で側圧はやや強めと私は感じましたので
装着感に関しては好みが大きく別れるとは思います。
私の場合PCの横にMID Bluetoothを常に置いておいて
1時間位(痛みを感じる前に)使ってその後数時間空けてまたMID Bluetoothを使う…
といった使い方をお借りしている期間中していたのですがこの運用方法であれば
あまり痛みや諸々のストレスを感じずにMID Bluetoothを快適に使うことが出来ました。
特に眼鏡を掛けた状態でMID Bluetoothを長時間使っていると
眼鏡のつるがあたる部分が少し痛くなってくると思います。(私の場合連続使用1時間位が限度)
ですので屋内で集中して長時間使用する様な用途にはあまり向いていないと私は思います。
続いて音質面に関してですが
私の中にあるMarshallの音のイメージとは良くも悪くも少し違いました。
良い意味で汎用性が高そうというか今風な…というかあまりクセが無くて
使いやすい音質傾向のBluetoothヘッドホンという印象で
例えばMID BluetoothがMarshallから出ているヘッドホンだと知らないで試聴して
後から実はこれMarshallのヘッドホンなんですよ!!と言われたら
えっ…これMarshallのヘッドホンなんですか?と聞き返してしまう様な気が致します。
前回(こちらもお借りした商品ですが)MarshallのBluetoothスピーカーの感想を書きましたが
あちらの方はMarshall感(私の中のMarshallの音のイメージ)を強く感じる音質傾向というか
音だと感じたのですが今回のMID BluetoothはあまりMarshall感を感じない音質傾向でした。
接続の安定性だったり各種動作は非常に安定していて
使用中にそういった部分のストレスを感じることは全く有りませんでしたし
私の感覚では特にワイヤレスだから音がどうのこうの(否定的な感じ)という事も無く
普通に日常使いする気になるヘッドホンという印象でした。
また付属のケーブルで有線接続して使うことも出来ますが
MID Bluetoothに関しては首に掛けて出かけて音楽を聴きたくなったら
音楽を聴いて音楽が聴き終わったらまた首に掛けて使う様なカジュアルな使い方が
一番合っている(楽しい使い方な)ヘッドホンだと私は感じたので
出先で充電が切れてしまった時以外は有線接続で使う事はあまり無さそうです。
(実際に外に持ち出していないのでこの辺りはあくまでも想像/イメージです)
…なんだかんだやや否定的な表現が多くなってしまった気もするのですが
私が今まで使ってきたBluetoothヘッドホンの中では(お返ししたく無いレベルで)
断トツで1番愛着が湧いたヘッドホンだったのでカジュアルに使えるお洒落なBluetooth
ヘッドホンをお探しの方には是非購入候補に入れてい頂きたいそんな商品でございました。
さいごに
私はイヤホンよりもヘッドホンの方が基本的に好きなタイプの人なのですが
正直今までこういったどちらかというとポータブルを意識した様な小型のヘッドホンには
あまり(…というか殆ど)興味が有りませんでした。
しかし今回MID Bluetoothをしばらく使わせて頂いた結果
自然と自分の中のBluetoothヘッドホンのイメージがかなり変わりまして
ヘッドホンで初めてこれ(MID Bluetooth)外に持ち出してみたいな…と思いました。
意図的に持ち出す…ではなく自然持ち出したいなと…これは自分自身初めての感覚でした。
恐らくMID Bluetoothのデザインや質感含め音質がどうのこうの以前に
モノとして非常に魅力的で自分好みだった事が一番大きな理由だと思うのですが
今まで外(屋外)でヘッドホンを使おうと思った事すら無かったので
自分の中ではかなり大きな転機(キッカケ)を作ってくれたヘッドホンになりました。
ヘッドホンにしろイヤホンにしろ音質というのは勿論大切な要素だとは思うのですが
やはり自分が使いたい/気に入っている商品を使っているととても気分が良いですよね。
私の場合デザインや質感というのは音質と同等/それ以上に
重要な要素なのだと言う事に改めて気付かせてくれた商品でございました。(*^^*)
それにしても他のMarshallのヘッドホンやイヤホンも気になります。
いつか機会があったら聴いてみたいと思います。(*^^*)
それではまた次回。