REVくん
今回はグッドデザイン賞2021を受賞したオシャレなデザインのモバイルプロジェクターをレビューします!
OJISAN
※レビュー用にサンプルをお借りしました。
その1:商品の特徴
今回レビューする商品はモバイルプロジェクター「BenQ GV30」です。
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投影角度を変更できる
BenQ GV30は、投影角度を簡単に調整することができます。
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最大135度の角度調整が可能で、平面の天井も勾配のある天井も、どちらでも簡単に投影することができるんだ!
自宅のあらゆる場所がミニシアターになっちゃいますね♪
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グッドデザイン賞&キッズデザイン賞を受賞
BenQ GV30は、2021年グッドデザイン賞・2022年キッズデザイン賞を受賞したモバイルプロジェクターです。
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・・・確かに一般的なプロジェクターと比べてデザインがおしゃれですよね。
Android TV搭載で入力端子も豊富
Android TV9.0を内蔵しているので、You TubeやAmazonプライムといったコンテンツをGV30単体で楽しむことができます。
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Google Playストアアプリから、5000種類以上のアプリをダウンロードすることが可能です。
手軽に持ち運べてモバイルでも高画質
コンパクトなサイズ感なので、自宅以外の場所への持ち運びもしやすいモバイルプロジェクターです。
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バッテリーを内蔵しているから車中泊やキャンプとの相性も良さそう・・・
電源(コンセント)が無い環境でも使うことができるのは便利ですよね!
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製品仕様(スペック)
サイズ:12 x 19.6 x 18.5(cm)
重量:1.6kg
解像度:1280×720 (HD)
光源:LED
輝度:300 ANSIルーメン
コントラスト比:100,000:1
Rec.709カバー率:97%
運転音(通常/エコ):29dBA/27dBA
動作温度:0~40℃
投写方式:単板DLP方式
投影サイズ:30~100インチ
投写距離:約2.66m (画面100インチ時)
ズーム比:固定
角度調整:135°まで
色再現性:1670万色
内蔵スピーカー:4W × 2 + 8W
自動台形補正機能:◯
Android TV 対応:◯
USB Type-C対応:◯
無線LAN:◯
その2:商品チェック
それではBenQ GV30のパッケージや付属品を詳しく見ていきましょう。
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パッケージ
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注意
サンプル品なのでパッケージ外装にダメージがあります。今回レビューする商品は新品ではないので予めご了承ください。
付属品
専用キャリーバックから中身を取り出して付属品を確認していきます。
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MEMO
キャリーバックはファブリック素材で高級感のある仕上がりです。
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・プロジェクター本体
・スタンド(台座)
・電源アダプター
・電源コード
・キャリーバッグ
・リモコン
・クイックスタートガイド
・保証書
・単4電池 2本(リモコン用)
・BenQ HDMIドングル(Android TV ドングル)
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専用キャリーバックにはプロジェクター本体と電源ケーブルなどの小物を収納することが可能です。
リモコンはシンプルで美しいデザインです。音声アシスタントにも対応しています。
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電源のオン・オフ、音量調整、設定など、分かりやすいアイコンのボタンが揃っています。
MEMO
スマホ用の専用アプリ「BenQ Smart Control 」をインストールすれば、アプリから操作することも可能です。
裏蓋を開けると電池を入れることができます。リモコンはプロジェクター本体と違ってUSB充電タイプではないので注意しましょう。
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プロジェクターをセットする台座部分はマグネットを内蔵しています。
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裏側には滑り止めのゴムが付いているので、机の上においた時しっかりと安定します。
本体
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こちらがプロジェクター本体です。光沢感の無いマットな素材でできています。
MEMO
本体の重量は約1.6kg、大きさは120 x 196 x 185 mmです。
円形デザインということもあって、モバイルプロジェクターの中では少し大きい部類に入りますね。重量もそこそこあります。
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インターフェイス
・HDMI(1.4)
・USB Type-C(急速充電対応)
・オーディオミニジャック(3.5mm)
・電源
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USB Type-C端子はDP Alt Modeに対応しているので、1本のケーブルで映像出力と給電(または充電)をおこなうことができます。
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最大300ルーメンの明るさでHD画質(720P)をサポートし、Rec.709の色域を97%カバーしています。
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注意
内蔵バッテリー仕様時は、最大100ルーメン(電源接続時の1/3程度の明るさ)に輝度が固定されるので注意。
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公式サイトによると「肉眼で見ているかのような、記憶の中にある本物の色」を表示してくれるそうな。画質には期待が持てそうですね!
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本体両側面と上部には映画のような臨場感を提供する2.1チャンネルスピーカーが内蔵されています。
4W スピーカー2つと8W ウーファーの合計3基のスピーカーを搭載しているよ。
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本体後側にはサブウーファーと、4つのボタンがあります。
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電源のオン・オフ、音量の上げ下げ、Bluetoothのボタン操作をリモコン無しで素早く行うことが可能です。
持ち運びがしやすいようにレザーストラップもついています。
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本体底面には三脚穴があるので、工夫次第で高さや角度を調整することができそうです。
三脚穴は樹脂ではなく金属製なので耐久性もよさそう。
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続いて、付属品のAndroid TVドングルをGV30本体に接続していきます。
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付属のオレンジ色のピックを使って蓋を開けていきます。(コツを掴むまで開け方が分からず苦戦しました)
少々手こずりましたが蓋を開けることに成功しました。
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このように、ぴったりAndroid TVドングルを内蔵できる仕組みになっています。すっきり収納。
ドングルの接続方法はかんたんです。接続端子部分をアップで見てみましょう。
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HDMIとMicroUSB(電源)端子があるので、それぞれ差し込めば接続完了となります。
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スイッチンオン!画質や音質が満足できるレベルなのか楽しみです♪
その3:感想
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BenQ GV30をしばらく使ってみた感想を3つの項目に分けて解説します。
プロジェクターらしかぬオシャレなデザイン
まず、なんといってもプロジェクターなのにプロジェクターっぽくないデザインが非常に秀逸だと感じました。
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いい意味でプロジェクターっぽくないデザインで、インテリアに馴染みます♪
本体も台座部分も光沢の少ないマットな仕上がりなので高見えしますね!
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バッテリー内蔵でどこでも自由に使える
GV30は最大2.5時間使えるバッテリーを搭載しているので、コードレスでどこでも好きな場所で使うことができます。
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バッテリー持続時間がやや短い気もしますが、45W出力のモバイルバッテリーとつなげて使うこともできますし、本体の大きさを考えれば十分ですね。
レザーストラップやとキャリングケースが付属していることからも、「ポータブル」を強く意識した商品だということがよく分かります。
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コンセントに繋がずに使えるというのは、実際に使ってみると本当に便利でした。
しかも、耐落下衝撃耐性(70cm)を備えているので、誤って落としてしまった場合でも壊れにくいように設計されています。
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・・・耐久性とデザインの良さを両立してるとかBENQさん凄い!
使いやすいリモコン
付属のリモコンは持ち運ぶにはやや大きいサイズ感ですが、操作性は良好でした。
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よく使うであろうボタンがそれぞれ独立してついているのがいいですね。
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任意の動作を割り当てられるボタンがいくつかついていたら完璧だったんですが・・・惜しい。
ちなみに、リモコンは白を基調としているので暗所でもそれなりに目立ちます。暗い場所でもリモコンを見つけやすいですね。
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単体で様々なコンテンツを楽しめる
Android TV 9.0やWiFiを内蔵しているので、プロジェクター単体で様々なコンテンツを楽しむことができるのはいいですよね♪
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これ一台ですぐ使えるのがいいんですよね♪面倒なセッティングを毎回しなくていいのがすばらしい!
リモコンにはAmazonプライム・ビデオ用のボタンも搭載されているので、見たい時はワンクリックで起動させることができます。
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残念ながらNetflixにはネイティブ対応していないので、PCやスマホと有線またはワイヤレス(キャスト)接続する必要があります。
HDでも十分満足できる画質
さて、気になるGV30の画質や明るさに関してですが・・・
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モバイルプロジェクターと考えれば十分高画質で、明るさもそこそこという印象でした。
上の画像は、部屋の照明をつけた状態で天井にホーム画面を投影した状態です。
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最大300ルーメンということで、さすがに日中の明るい室内だと物足りなさを感じましたね。
・・・とはいえ、暗い部屋であれば、鮮明なコントラスト(コントラスト比100,000:1)の美しい映像を楽しむことができました。
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解像度が1280×720のHD画質(720P)ということで、正直画質にはそこまで期待していませんでしたが、鮮やかなコントラストのおかげで不満はほとんど感じませんでした。
何十万円もする高級な4Kプロジェクターと比較すると文字の粗さなど多少気になりますが・・・これは慣れの問題ですね。ストレスを感じるほどではありませんでした。
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焦点距離約2.6mで100インチ投影することができるので、設置場所もあまり選ばないのもいいなと感じた部分です。
角度調整機能が超秀逸!
GV30は135度角度調整機能(-45度〜90度)を搭載していますが、これ、凄くよくできていました。
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台座部分をはマグネットでくっつく仕組みなのですが、台座についた状態でスムーズに回転(角度調整)することができます。
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いちいち台座から本体を取り外す必要がないのがとてもよかったです。す〜っと滑らせるだけで・・・
すぐに角度調整することができます。天井や傾斜している壁など、好きな場所に直感的な操作で映像を映し出すことができるんです!
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この台座部分の構造を設計した人は天才ですね。素晴らしい!
しかも、台座部分をつけた状態で持ち運びすることができるという抜かりのない仕様。神(ゴッド)ってます。
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使う人のことをよく考えて作られたモバイルプロジェクターですね。
オートフォーカスと台形補正でらくらく設定
GV30はリモコンのボタン一つで投影されている映像のピントを自動で合わせてくれるオートフォーカス機能を搭載しています。
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プロジェクターのピント調整は地味にめんどくさいので、自動でやってくれるのは非常にありがたいですね。
ちなみに、本体の電源を入れてから、約7分30秒後に自動でオートフォーカス機能が働く仕組みになっています。
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約1秒でフォーカスを合わせてくれるので、すぐに映像を楽しむことができますね♪
また、自動垂直台形補正機能も搭載しているので、縦方向の映像を補正することもできちゃいます。
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ちなみに、台形補正は縦(垂直方向)しか設定することができません。横方向の補正には対応していないので注意してください。
立体的で迫力満点な2.1chスピーカー内蔵
GV30に搭載されている2.1チャンネルのスピーカーは、立体的で迫力のあるサウンドを楽しむことができました。完成度高いです!
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今まで使ったことのあるモバイルプロジェクターの中ではダントツで音質がよかったです。いい意味でちょっとびっくりしちゃいました・・・
LED光源を採用しているので、レーザー光源を利用したプロジェクターと比べて動作音が静かな点も見逃せません!
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不快なファンの回転音が気にならないので映像と音に集中することができました♪
8Wのウーファーを搭載しているので、重低音もしっかりと鳴らしてくれるんですよね。
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しかも、本機はBluetoothスピーカーとして単体で使うこともできちゃうんです。
安いBluetoothスピーカーを使うよりも、GV30の方が高音質かもしれません。それくらいスピーカー部分の完成度は高いと思います。
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その4:まとめ
良いところ
・おしゃれなデザイン
・135度角度調整可能(天井投影できる)
・Android TV 9.0搭載
・高音質な2.1chスピーカー
・Bluetoothスピーカーとしても使える
悪いところ
・自動台形補正できるのは縦方向のみ
・解像度がHD
・モバイルプロジェクターとしてやや大きい&重い
・専用ドングルの接続が面倒
さいごに
BenQ GV30は、使い勝手がよく完成度の高いモバイルプロジェクターでした。
GV30はインテリアに馴染む美しいデザインが特徴的です。
しかし、実際に使ってみると、角度調整のしやすさやモバイルププロジェクターではトップクラスの高音質なスピーカーなど、使い勝手の良さが本製品最大の魅力だということがよく分かりました。
自宅はもちろん、キャンプや車中泊など屋外に気軽に持ち運んで使えるモバイルプロジェクターをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください!
今回レビューした商品はコチラ
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