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【レビュー】KZ ES3 ハイブリッド型(1BA+1DD)イヤホンを試す

REVくん

この記事は旧ブログから移行したものになりますので予めご了承下さい。

はじめに

ご覧頂きありがとうございます。REVです。(´・ω・`)

本日はKZ ES3 1BA+1DDハイブリッド型イヤホンの
SAMPLEについて見ていきたいと思います。

最近ハイブリッド型イヤホンを聴かせて頂く機会が多いので
ようやくハイブリッド型の音のイメージが分かってきた…様な気がしておりますが
今回の商品もハイブリッド型のイヤホンという事で試聴するのが楽しみです。
…という事で早速商品チェックの方していきたいと思います。

商品チェック

中々スタイリッシュなデザインの化粧箱でした。
ペリペリで覆われていたのでまず破ります。
化粧箱裏側です。スペック等が書かれていました。
手に持つとこんな感じです。
最近のイヤホンの化粧箱の平均的な大きさよりもやや小さい印象です。
厚みはあまり無いです。下の方にKZのブランドロゴがありました。
という事で中身の方見ていきたいと思います。
スライドさせると内箱が出て来るタイプでした。
まず一番上の透明の保護材を取り出します。
左右のハウジングが一番上に入っているタイプでした。
ハウジングの台座の下には付属品が入っていました。
ユーザーガイド。
イヤーピース。(左右ハウジングに1ペア装着済みでした)
一般的なサイジングのS/M/Lのシリコン製イヤーピースです。
KZならでは(!?)の先端部分に切れ込みが入ったような形をしていて面白いです。
ケーブルも袋から取り出します。
取り出しました。KZと言えば…なゴムゴムした質感のケーブルです。
個人的にこのケーブルの質感が苦手というか嫌いというか…いい印象が無いです。
手のひらに乗せてみましたがやはりこのゴムゴムとした質感/肌触りが
私はうーん…という印象です。(※あくまでも私の好みの問題です)
プラグはL字型です。一応(!?)段が付いているタイプです。
ケーブル分岐部分です。
耳掛け部分は針金入り(形状記憶)タイプでした。
因みに私はこの針金入りタイプも苦手だったり致します…。
耳掛け部分は熱収縮チューブ感が有りますね…。
非常に見づらいですが2PINコネクター部分にL/R表記がございます。
(L/Rが書かれている方がハウジングの外側に来るように挿します)
ハウジングをそれぞれ台座から取り出しました。
今回はパープルカラーですが他にもブルー等カラーバリエーションがある様です。
特にフェイスプレート部分はテカテカとした仕上がりです。
近くで見ると若干指紋が目立つ/気になる印象でした。
ちょっと分かりづらいかもしれませんが2PINコネクター部分がやや曲がっていました。
この辺りの作り込みはちょっと雑だなというのが正直な印象でした。
フィルターは金属メッシュタイプでした。
ステム径は特に気になりませんでしたがステムの角度はややキツめだと感じました。
シェルの中身が透けて見えます。
ハウジングの大きさはちょっと大きめというか縦長で厚みはそこまで無いです。
またハウジングの内側に2つ孔があいていました。
開封した瞬間は一見フィット感が良さそうに見えましたが
ハウジングの形状とステムの角度的にちょっと自分に合うか不安です…。
とりあえずMサイズのイヤーピースを装着してみました。
私は普段基本的にMサイズのイヤーピースを使うことが多いのですがこちらのイヤホン
はMサイズだとフィット感が合わなかったので直ぐにSサイズに変更しました。
やや耳孔の奥の方までイヤーピースが侵入してくるタイプなので
イヤーピースを通常よりワンサイズ下げるか社外製のイヤーピースを使った
方が私は装着感の面で相性が良かったです。
写真だと伝わらないと思いますがやや斜めにケーブルがささっています。
これは前述の通りハウジング側のコネクター部分の処理の関係かと思われます。
またケーブルが中々ハウジング側にささらずかなり焦りました。
(ケーブルをさす…というよりは力一杯ハウジング側に押し込む様なイメージ)
ケーブル側のピン径が間違っているのかと思いましたがどうやらこれは仕様の様です。
(いわゆる中華イヤホン特有のロットの問題や個体差も考えられます)
最終的にささったので良かったですがかなり焦りました…。
もし今回のイヤホンが試聴機だったらケーブルを繋げるのを一旦止めていたと思います。
ただ逆に頻繁にリケーブルしない(別にリケーブル出来なくても良い)人にとっては
ハウジング側とケーブルがしっかりと固定されるので良いかもしれません。
耳型の登場です。装着感に関してですが正直私は今ひとつでした。
ハウジングの形的に合う人には非常に合う(ビシっとフィット)形状だと思うのですが
私の場合ステムの角度とシェルの形状が自分の耳に合っていなかった様です。
意外とハウジングの厚みが無いので正面から見ても比較的スッキリと見えます。
またケーブル(コネクター)に角度(斜め出し的な)が付いているタイプなので
耳周りの配線がスッキリとする印象でした。(…針金入りじゃなければ良かったんですが)

感想

ES3は1BA+1DDのハイブリッド型イヤホンという事ですが
実際に試聴してみた私の感想としては「普通」「発展途上」でした。

 

ハイブリッド型イヤホンの時に毎回書いている気が致しますが
基本的にダイナミック型の音にBAの成分を配合…みたいな音だなという印象が強く
今回のES3もそうですがベース(軸)となっているダイナミック型ドライバーの音
が自身の好みかどうかで大きく評価というか感想が変わってきそうな気が致します。

 

(勿論トータルのチューニングで判断するべきなのは分かっておりますが)

少し前に試聴させて頂いた同社(KZ)のZS6も(ドライバー構成は違いますが)
ハイブリッド型でしたがそちらよりも今回のES3の方が私は音質もそうですが
装着感等含め好みでは有ったのですが(ZS6よりは大分気になりませんでしたが)
曲によって若干刺さる感じが気になったのであくまでもZS6と比べて良かったという
だけでその他の自分のお気に入りイヤホン等と比べてしまうと
私には装着感が今ひとつなイヤホンでしたし音質的にも感動するポイントが
無かったのでES3に関しては(正直言い方が偉そうな感じであれですが…)
最終的に普通…という感想/結論のイヤホンでございました。

 

(悪くは無いけれども特別良くもない…みたいな感じでした)

また私の感覚だとES3は万人にお勧めできる音質傾向のイヤホンという印象ではなくて
迫力の有るダイナミック型の音が好きな方にはお勧めできる気が致しますが
すっきり/さっぱりとした音質傾向がお好きな方には正直あまりお勧めできない印象です。

 

…なので出来れば試聴してから…と言いたい所なのですが
現状試聴できる環境が無いと思うので他の方の感想などを参考に/吟味して
自分に合っていそうなイヤホンかどうかを確かめられてからGETされた方が
失敗した!!…とならずに済むイヤホンだと私は思いました。

さいごに

それにしても最近ハイブリッド型イヤホンのリリースペース凄まじいですよね…。

 

今回のES3含め現状ハイブリッド型イヤホンと言えばこれ!!みたいな
自分の中でのリファレンス的存在のイヤホンにはまだ出会えていないので
早く出会いたいという思いもありつつハイブリッド型イヤホンはまだまだこれから
(可能性を秘めている的な)なのかな…という思いもありつつ…今後の進化が楽しみです。

 

今後もハイブリッド型イヤホンには注目していきたいと思っておりますので
機会が有ればどんどんハイブリッド型イヤホン聴いてみたいと思っている次第です。

 

それではまた次回。