REVくん
本日はAmazonで買えるアンダー5000円の片側3BA仕様のイヤホンレビューをして行きたいと思います!!
OJISAN
※レビュー用にサンプルを送っていただきました。
その1:商品について
REVくん
今回レビューする商品は…
『 KZ AS06 』です。
まずは商品の概要などを詳しく見ていきたいと思います。
OJISAN
※以下AMAZON商品ページより引用
美しく優美なデザイン
KZ AS06イヤホンは、美しく優美なクリアフェイスプレートに「balanced armature」ロゴが刻印されております。バランスド・アーマチュアの位置を調整し、(BA)高音を大きく改善し、クリアで暖かく解像度の高い音質を再現します。
ついに3BA仕様のイヤホンがKZから…。これは色々な意味で気になるイヤホンです。
OJISAN
素晴らしい音質
Hifi ハイブリッド イヤホンとして高い音楽再生能力を発揮します。全域のバランスよく、低、中、高音域とも、原音に忠実な再現で、繊細で明確な高域、穏やかで甘い歌声、弾力のある低音と全帯域に渡り高品質な音を体験できます
REVくん
原音に忠実で、繊細で、甘い歌声に、弾力のある低音…なんだか凄そうなイヤホンですね。要チェックや!
遮音性
カナル型の設計により外部の音を遮断し、どのような環境でも重低音の世界に浸ることができます。 また、音漏れを抑えることで、通勤、通学、学校や職場、図書館など、他人に迷惑を掛けやすい場所での使用にも適しています
【余談】私は最近外でカナル型イヤホンを使うことが殆どないのですが、今も昔も電車に乗っていると「…しゃか♪…しゃんしゃん…♪」と言った具合に盛大に音漏れされている方、結構いらっしゃいますよね。
OJISAN
デザイン
人間工学に基づかれたフィット感、 耐久性、快適さを備えた筐体デザインは、柔軟かつ軽量な性質を持つ金属をCNC 加工で、耳に圧力がしなくて、長時間の着用でも疲れを感じさせず快適なフィット感をしながら、音楽の世界に浸ることができます。
REVくん
…ふむふむ。フィット感には期待できそうですね。3BA仕様ということでハウジングのサイズ感が気になる所です。
低価格で高音質・リケーブル対応
可変オーバーイヤーフック、着け心地良し;しっかりと耳の奥までフィットし音漏れも軽減します,
遮音性とても良い;他人に迷惑を掛ける事も無く;3.5mmプラグを搭載、
様々なプレーヤーに対応;高品质のマイクで電話の声はよりクリアに,
必要に応じてマイクを使用するかどうかを選択できます;
イヤホン側端子は着脱可能な2pin端子を採用;低価格ハイブリットイヤホンの好機種として,完全に値段以上の音質です
KZ AS06はリケーブル(2Pin端子)にも対応していてこのお値段…。凄い…。
OJISAN
MEMO
KZ AS06は2Pin端子を採用していてリケーブル可能!
その2:商品チェック
パッケージ(化粧箱)をチェック
それでは商品チェックを進めていきたいと思います。まずは化粧箱から。KZおなじみの黒箱です。
OJISAN
REVくん
KZの化粧箱のイメージ的に、蓋が被さっている感じだと思っていたら、まさかの横開きタイプでビックリしました。
それでは中身を取り出して詳しくチェックしていきましょう。まずは付属品からです。
OJISAN
付属品をチェック
それでは付属品をそれぞれチェックして行きます。こちらは保証書。
OJISAN
REVくん
OJISAN
REVくん
袋の中身はイヤーピースでした。イヤホン本体に予め1ペア装着済みで全部で3サイズ(S・M・L)付属しています。
OJISAN
MEMO
最近のKZのイヤホン定番の、先端に切り込みがあるシリコン製イヤーピースです。
REVくん
ケーブルは2Pin仕様です。最近のKZはこのケーブルが基本というか標準の様ですね。…ゴムゴムした質感で、へんてこりんな色味のケーブル最近見ませんね…。
ケーブルの質感は正直値段相応な感じだと思いますが、極端に作りが荒かったり雑だったりする事も無く、販売価格を考えると品質的には妥当な気がします。
OJISAN
KZ AS06(本体)をチェック
続いてイヤホン本体(ハウジング)をスポンジの台座から取り出してチェックしていきます。
OJISAN
REVくん
…な、なんだこれ…と思わず心の中で叫んでしまいましたが、金属製のプレートの様なものも付属しています。
MEMO
このプレートの正しい使い方がイマイチ分かりません…。イヤホンの記念撮影のお供に…。
…若干話しがそれてしまいましたが、こちらがイヤホン本体(ハウジング)です。ハウジングの大きさに関しては、BAドライバーが沢山入ったイヤホン特有の少し大きめなサイズ感という印象です。
OJISAN
MEMO
ハウジングがやや大きめでIEMタイプ(形状)なのでフィット感は良好だと思います。
REVくん
せっかくなので、ハウジングを色々な角度からアップでずら~っと見ていきましょう!
REVくん
ハウジングのデザインに関しては、安定のKZクオリティーという印象を受けました。新作が出る度にどんどんハウジングの造形が進化している様な気もしますが…。
ステム部分が特徴的だったので、イヤーピースを取り外した状態の写真も載せておきたいと思います。
OJISAN
ステムの奥の方にメッシュのフィルターが見えますね。以上で商品チェック終了になります。お疲れ様でした。
OJISAN
その3:感想
【品質】安定のKZクオリティー + α
それではKZ AS06を使ってみた私の感想を書いていきたいと思います。(今回は否定的な内容がほぼ含まれませんので予めご了承下さい。)
OJISAN
REVくん
最近のKZのイヤホンは、個人的にどれも販売価格に見合った性能のイヤホンだと感じているのですが、今回のKZ AS06に関しては3BA仕様で5000円以下というインパクト大のイヤホンだったので、正直音質含めイヤホンとしての完成度に関してはあまり期待していなかったんですよね…。
でも実際に商品チェックをして、試聴をしてみた結果、(KZのイヤホンの中では)いつも以上に満足感の有るイヤホンでした。…平成最後の12月、3BA市場を揺るがすイヤホンが出てきたなと感じました。
OJISAN
【音】期待も想像も裏切られました
私の感覚だと、最近の安いイヤホンは大体どれも「普通にいいですな!」という印象を受けることが多いのですが、KZ AS06は「5000円以下の3BAイヤホン」という今まで聴いたことがない・体験したことが無いイヤホンで、自分の中で期待と不安が入り混じった状態で試聴しました。
OJISAN
REVくん
正直販売価格的に、とりあえずよく分からないBA(…すみません)を3つブチ込んで形にしました!…みたいな乱暴なイヤホンだと予想していたのですが、実際に聴いてみると、安い多ドラBAイヤホンによくある(あった)チグハグした音ではなく、良い意味でしっかりとまとまった音だったので「…KZ凄いな」と思いました。
いわゆるモニター系のつまらない音ではなくて、リスニング向き(音楽鑑賞向き)の少し温かみのある音で、私の好きなロックを楽しく聴くことができる3BA仕様のイヤホンという印象でした。
OJISAN
REVくん
でも、3BAだからといって、「解像度が〜」とか「音場が〜」とか「今まで聴こえなかった音が〜」といった、高級イヤホン・ハイファイな感じをKZ AS06に求めてしまうと肩透かしをくらってしまうと思います。
…この例えが伝わるか微妙ですが、KZ AS06は近年のイヤホンブーム中期辺りで「俺もういいや…」「…数年前にもう卒業しました」といったポータブルオーディオリタイア組の方々が、「…えっ?今3BAのイヤホンそんな安いの?」…といったノリで聴くと面白いイヤホンだと思います。
OJISAN
【驚愕】3BAのイヤホンがアンダー5000円という衝撃
…いや。もうそれ何回言うんだよ…と思われてしまうかもしれませんが、やはり3BAのイヤホンが5000円以下で買えてしまう時代がやってきたというのは物凄く衝撃的なんですよね…。
OJISAN
REVくん
これで完成度が微妙だったらまた話は違ってくるのですが、私の感覚だと全然OKなイヤホンなんですよね…。
それこそ数年前だったら、3BAのイヤホンは下手したらKZ AS06の10倍の値段がしたと思いますが、平成最後の12月、ついに5000円台に突入という…。感慨深いというか…なんというか。ただ一言凄いなと思っております。
OJISAN
その4:まとめ
良い所
・ 安定のKZクオリティー
・ 3BAのイヤホンがアンダー5000円
今ひとつな所
・ 気持ち的な部分で、なにかと5000円という価格が邪魔をする
さいごに
5000円以下で3BAを搭載したイヤホンという、数年前まで考えられなかったイヤホンが出てきましたね…。
しかも完成度がそんなに悪くない(酷くない)と私自身感じてしまったのだから色々な意味で衝撃的なイヤホンでございました。
(多分中華系だけだと思いますが)KZ AS06に追従して、どんどん多ドラBA系イヤホンの相場が下がって、でもクオリティーは上がっていく…そんな未来がもう近くまで来ているのかもしれませんね…。
イヤホン好きの方であれば多くの方が気になるイヤホンだと思うので、(私がオススメする必要は無いと思いますが)気になった方はぜひチェックしてみて下さい。
REVくん
本日は最後までご覧頂きありがとうございました。
それではまた次回!!