REVくん
本日はインナーイヤー型イヤホンのレビューをして行きたいと思います!!
OJISAN
※レビュー用にサンプルを送っていただきました。
その1:商品について
REVくん
今回レビューする商品は…
『 BGVP DX3s 』です。
まずは商品の概要などを詳しく見ていきたいと思います。
OJISAN
※以下AMAZON商品ページより引用
特徴
DX3sは15mmのカスタムグレードのグラフェンユニットと銅の銀(5Nの単結晶の銅+銀のメッキ)を使用して損失の少ない、より詳細なサウンド伝送を実現。
上級レベルをターゲットとしたDX3sは、ポップミュージックに適しており、甘い声は最大の特徴です。ライン変更MMCXデザイン、ワイヤーアップグレードの可能性がある。 様々な摩耗、高いプレイアビリティ、トライバンドイコライゼーション。
DX3sは、オープン構造のデザイン、ドライブユニットの高密度サウンドホールデザインを使って歪みのない完全な、より自然なサウンドをレンダリングされたことができる。
上級レベル(…ってなんだろう)をターゲットとした、MMCX仕様でリケーブル出来るインナーイヤー型のイヤホン…これは楽しみです!!
OJISAN
REVくん
「様々な摩耗、高いプレイアビリティ、トライバンドイコライゼーション」…響きいいですね…。しばらく頭から離れそうもありません!!(・へ・)
仕様
感度:112dB / mW
ヘッドフォンの音の原理:可動コイル
サウンドユニット:15mmカスタムグラフェン高分解能可動コイルユニット
周波数応答範囲:15-40000Hz
インピーダンス:32Ω
着用する方法:イヤープラグ
ヘッドフォンタイプ:有線
プラグの直径:3.5mm
ケーブル長:120CM±10%
ワイヤー:銅と銀(5N単結晶銅+銀)8シェアの混合ワイヤー
インターフェイス:MMCXプラグイン可能なインターフェイス
その2:商品チェック
パッケージ
しっかりとした化粧箱で好印象です。デザインもシンプルな雰囲気でいい感じです。早速開封していきたいと思います。
OJISAN
REVくん
黒い小箱の中に付属品が入っているので、取り出して詳しく見ていきたいと思います。
付属品
OJISAN
イヤーパッド、ケーブルクリップ、イヤーフック、イヤーウイングになります。
OJISAN
REVくん
REVくん
ケーブルクリップとイヤーフックです。イヤーフックはシリコン(ゴム?)製でL/R表記が有ります。
REVくん
イヤーパッドは全部で3種類付属しています。内訳は、一般的な前面を覆うイヤーパッド、真ん中がくり抜かれているドーナツタイプ、赤/青色イヤーパッドになります。
REVくん
イヤーウイングは2サイズ1ペアずつ付属しています。インナーイヤー型のイヤホンなので、(装着感の面で)イヤーフックが付属してくるのは有り難いですね。
DX3sはMMCX端子を搭載していてリケーブルに対応しています。付属してくるケーブルはマイク有り/無しモデルが有るようですが、今回はマイク無しモデルのレビューになります。
OJISAN
MEMO
付属のケーブルは、5N 単結晶の銅+銀のメッキ仕様です。
ケーブルは非常に柔らかく、取り回し良好です。MMCX端子やプラグ部分もしっかりとした作りになっています。
OJISAN
REVくん
インナーイヤー型のイヤホンとしては、付属品が充実しているなという印象を受けました。続きましてイヤホン本体をチェックして行きたいと思います。
本体
まずはイヤホン本体を台座からビシッと取り出します。なんだか不思議な高級感を感じます。
OJISAN
取り出しました。こちらがイヤホン本体になります。インナーイヤー型のイヤホンでリケーブル出来るタイプはちょこちょこ出てきている印象ですが、まだ比較的珍しい方ではないでしょうか。
OJISAN
REVくん
それにしても、金属筐体で安っぽい雰囲気を感じさせないイヤホンですね。もう少しアップで色々な角度から見ていきたいと思います。
REVくん
…ふむ。イヤホン本体は綺麗に仕上がっていますね。あまりビカビカしておらず、マットな質感の筐体なので落ち着いた雰囲気なのも好印象です。
販売価格に十分見合った作り/仕上がりですね。素晴らしい!!
OJISAN
REVくん
前面(音が出る側)に円の中に三本線の謎のマーク?が有りましたが…これなんなんだろう…。何かしら音質に影響していそうですねこれ。(・へ・)
付属のMMCXケーブルをつなげてみました。前述の通り見かけによらず非常にケーブルが柔らかいので、取り回しがとても良いイヤホンという印象です。
OJISAN
REVくん
ちなみに、つなげる時は全く気になりませんでしたが、ケーブルを取り外す際は、硬めのMMCXという印象でしたので注意して取り外したほうが良さそうです。
注意
ケーブルを取り外す際は注意して取り外しましょう。
その3:感想
MMCXなインナーイヤー型イヤホン
ここからは感想を書いていきたいと思います。まず、今回のBGVP DX3sの最大の特徴は、なんといってもMMCX仕様でリケーブルに対応している事だと思います。
OJISAN
REVくん
インナーイヤー型でリケーブルに対応している…という所がかなり大きいですよね!!
はい。カナル型のイヤホンが苦手な方は結構いらっしゃるみたいなので、例えばMMCXのBluetoothケーブルにつなげて、ワイヤレスなインナーイヤー型イヤホン…みたいな使い方も面白いのではないでしょうか。
OJISAN
私はそこまでリケーブルにのめり込んでいる人では無いですし、付属品のケーブルの取り回しが非常に良好だったので、リケーブルの必要性はあまり感じませんでした。このケーブルで私は十分そうです。
OJISAN
REVくん
なんとなく、スチームパンク系が好きな方はビビッ!!っときそうな色のケーブルですよね。
充実のパッド類
そしてこれも良いなと感じたポイントなのですが、イヤーパッド等の付属品が多いですよね。インナーイヤー型のイヤホンが上手く装着できない方も、DX3sならもしたらイケるかもしれません。
OJISAN
REVくん
イヤーフックが付属しているので、耳掛け(シュア掛け)出来るのも良いですよね。
レビューを書く前に色々試してみましたが、個人的にはパッド類を装着しない素の状態の音が一番好みでした。ただ、装着感に関してはイヤーウイングを装着している状態が最も安定している印象でしたので、この辺りはシーンによって使い分けていきたいと思います。
OJISAN
REVくん
イヤーウイングを装着した状態だと、耳孔にハウジングがビシッと定位置でキマる(留まる)感じが有りますよね。ちゃんとホールドされてるな!!…みたいな。
ただ、耳元が安定する感じと引き換えに、インナーイヤー型イヤホン特有の、ちょっと緩めな/ラフな装着感が失われる印象を受けたので、この辺りに関しては好みが分かれる気が致します。
OJISAN
REVくん
ちなみに、ランニングや歩きなが使う場合は、イヤーウイングを使うかイヤーフックを使ってシュア掛けした方が圧倒的に安定すると思います。
音質について
DX3sの音質に面関しては、個人的にかなりポジティブな印象を受けました。ただ、高音質に感じたというよりも、好みだったという表現の方がしっくりくる感じです。
OJISAN
REVくん
OJISANって基本洋楽のバンド系しか聴かないんですよね確か?
はい。基本的にバンド系の音楽しか聴きません。最近は久しぶりにラップ&ベースブンブン/時々スラップなイケイケ系音楽…をよく聴いているのですが、DX3sは私の感覚だと、イヤーパッド類を何も付けていない素の状態で、(インナーイヤー型イヤホン特有の)スカスカした感じの音には聴こえませんでした。
OJISAN
REVくん
…ほほう。最近のインナーイヤー型イヤホンはスカスカした感じが解消されている物が多い印象ですが、今回のDX3sもOJISANはそういう印象だったんですね。
はい。でもカナル型のイヤホンと比べてしまうとスカスカした音…では有ると思います。構造的に仕方のない部分だと思いますが、カナル型イヤホンからDX3sにスイッチすると、スカスカ感は感じますし、音量を上げたくなる衝動に駆られます。
OJISAN
REVくん
まあそれは仕方ないですよね…。それがインナーイヤー型イヤホンの短所でもあり、長所でも有ると思ったり…。
…話が少し逸れてしまいましたが、DX3sの音質傾向としては、どちらかというと暖色(ウォーム)系という印象でした。モニター系では無くリスニング向きのイヤホンだと思います。
OJISAN
REVくん
ほほう。中々好印象だった様ですね。今までOJISANが聴いたことの有るインナーイヤー型イヤホンの中では上位にランクインしてきそうな感じですか?
うーん…中々難しい質問ですね…。DX3sはリケーブル出来るので、伸びしろというかケーブルを変えて自分好みの音に近づける事が出来ると思うので、ケーブル次第という事になってくるとは思うのですが…
OJISAN
REVくん
あくまでも付属のケーブルで試聴した感想としては、好みの音のバランスだけれども「普通」という感じですかね…。正直最近のインナーイヤー型イヤホンは、ハズレが少なく、基本的にどれもある程度のレベル…という印象を受けているのですが、今回のDX3sが飛び抜けて高音質という印象は受けませんでしたし、特に音質面で物凄く感動したりという事も無かったです。
OJISAN
その4:まとめ
良い所
・ MMCX仕様でリケーブル出来るインナーイヤー型イヤホン
・ 付属ケーブルの取り回しが良い
さいごに
今回のBGVP DX3sは、販売価格から考えると全体的な完成度/クオリティーは十分なものを感じましたし、リケーブル出来るインナーイヤー型イヤホンということで、ささる人にはささる仕様のイヤホンではないでしょうか。BluetoothなMMCXケーブルでリケーブルして、ワイヤレスなインナーイヤー型イヤホンとして使うのも面白そうですね。
それにしても最近のインナーイヤー型イヤホンはどれも(数年前と比べて)レベルが高いですよね…。BGVPも含めインナーイヤー型イヤホンの今後が楽しみです。
「リケーブル出来るインナーイヤー型イヤホン」というフレーズでビビっと来た方でしたら、今回のDX3sはハズレの商品では無いと思うので、気になった方は是非チェックしてみて頂ければ幸いです。
REVくん
本日は最後までご覧頂きありがとうございました。
それではまた次回!!